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授業科目名 食品加工学
時間割番号 LFS225
担当教員名 谷本 守正
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
地域食物科学科、生命工学科
<授業の目的および概要>
食品加工の意義を考え、食品加工法の基本原理および農産・畜産・水産物の加工方法の実例と加工工程における品質変換について学ぶ。また、伝統的な加工食品および新加工食品の実例と機能、さらに、加工食品の流通システムにおける品質管理・包装形態・規格と表示制度・シェルフライフについても学習する
<到達目標>
1)食品加工の方法とその原理について学び、説明ができる。PS1、PS4
2)食品の包装について学び、説明ができる。PS1、PS4
3)加工食品の規格・基準と品質表示について学び、説明ができる。PS1、PS4
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間期 50  %一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。講義内容の基本的理解度を評価する。 
2小テスト/レポート 20  %習熟度を見る小テストを行う。 
3受講態度 30  %小テスト、質問への返答によって評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
食、食関連の事がらに興味を向けよう。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 高野克己 他, 食品加工技術概論, 恒星社厚生閣, ISBN:978-4-7699-1088-6
<授業計画の概要>
第1回:食品加工の方法とその原理1(食とヒト、食品加工の意義、加工技術の変遷)
第2回:食品加工の方法とその原理2(食品加工技術の俯瞰、単位操作)
第3回:食品加工の方法とその原理3(熱的作用;加熱、冷却など)
第4回:食品加工の方法とその原理4(機械的作用;粉砕・混練・均質化など)
第5回:食品加工の方法とその原理5(機械的作用;乳化など)
第6回:食品加工の方法とその原理6(食品加工と食品製造機械)
第7回:食品加工の方法とその原理7(食品加工とレオロジー)
第8回:食品加工の方法とその原理8(食品加工と食品の物性)
第9回:食品加工の方法とその原理8(食品加工の事例;乳から見える世界いろいろ)
第10回:食品の包装1(目的、機能、関連法規)
第11回:食品の包装2(材質と特性、包装形態)
第12回:食品の包装3(品質を保持するための包装技術使いやすさ、環境に配慮)
第13回:加工食品の規格・基準と品質表示1(表示の目的)
第14回:加工食品の規格・基準と品質表示2(具体的事例)
第15回:総括・まとめ
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は、食品企業において、研究・開発の実務経験があり、実際の事例を取り上げながら、食品加工学を講ずる。