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授業科目名 環境分析化学II
時間割番号 LEV341
担当教員名 風間 ふたば
開講学期・曜日・時限 前期・金・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
環境の実態は種々のデータによって具体的に表される。したがって環境管理やマネージメントを行う場合、その測定値に関する正しい理解が不可欠であり、そのためには自分の手で分析をおこなった経験をもつことが重要である。本講義はそのために必要な基礎知識を習得する講義であると位置づけている。分析化学の基礎を理解するとともに、環境に関するデータを取得することに多用されている分析手法の理解も深める。またいくつかの調査事例をもとに、調査データを解析し評価する面白さを知る。これは調査計画を立案することにつながる。
<到達目標>
分析化学の基礎が説明できる。
環境に関するデータを取得することに多用されている分析方法が説明できる。
環境調査データを解析し評価できる。
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %分析化学の基礎や、環境に関するデータを取得することに多用されている分析方法が説明できる。 
2試験:中間期 40  %分析化学の基礎や、環境に関するデータを取得することに多用されている分析方法が説明できる。 
3小テスト/レポート 20  %環境調査データを解析し評価できる。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 日本分析化学会北海道支部, 水の分析, 化学同人, ISBN:4-7598-0991-0
  2. 津村ゆかり, 分析化学の基本と仕組み, 秀和システム, ISBN:978-4-7980-2245-1
<授業計画の概要>
 1 環境分析化学の基礎概念 
 2 容量分析
 3  容量分析を用いた環境分析
5   比色分析とこれを用いた環境分析
 6-7 野外調査の実際と調査事例  
 8   これまでの復習と試験:中間期
 9   無機汚染物質の検出と測定の意味
10-12 クロマトグラフィ―
13 前処理
 14   クロマトグラフィーを用いた環境分析
 15   これまでの復習と試験:期末期
 
本講義では、環境計測実習の化学分野の理解を助けるための講義も行う。