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授業科目名 分子生物学II
時間割番号 LBT216
担当教員名 幸田 尚/大槻 隆司/野田 悟子/中川 洋史
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
「遺伝子工学」遺伝子工学は、医学、工学、農学等の幅広い分野で基礎から応用まで利用されている。本講義では、遺伝子クローニングに用いる酵素 やクローニングベクター、並びにクローニング方法や遺伝子等の検出・解析方法などの遺伝子工学の基礎について学ぶ。また、遺伝子 組換え関連技術や法令等の知識も習得し、遺伝子工学の倫理的側面についても理解する。
<到達目標>
分子生物学の基礎となる実験技術についてその基本原理を理解し、生命現象との関連で適切に応用するための基礎知識を記述できること。
遺伝学やエピジェネティクスについて一般原理と基本概念を記述できること。
<授業の方法>
講義を中心とする。必要に応じて理解度を確認するために小テストを行う。
2020年度の本授業は、原則ライブ型のオンライン授業を実施し、Moodle上で課題や小テストを実施するオンデマンド型と併用するハイブリッド型で行う。
 ライブ型:Zoom、Teams等テレビ会議システムを利用
      同時双方向リアルタイム動画配信授業
 オンデマンド型:Moodle,CNS、メール等を利用
        資料配布、課題提示などによる非同期授業
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %分子生物学的実験手法の原理や遺伝学、エピジェネティクスなどを理解し、身に付けた知識やに関する設問に対して、正確に記述できるかを評価する。 
2小テスト/レポート 30  %演習課題により理解したことを正確に記述できるかを評価する。 
3受講態度 30  %課題に対する復習や授業中における疑問点への質問の回数等を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
分子生物学の基礎となる実験手法について、十分な基礎知識を身につけることができるような講義を目指します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:分子生物学的実験技術の概説
第2回:制限酵素、制限修飾系、その他の酵素
第3回:ベクター
第4回:クローニング
第5回:スクリーニング
第6回:PCR
第7回:シークエンス
第8回:次世代シークエンス
第9回:組換えDNA実験
第10回:遺伝子進化、比較ゲノミクス
第11回:細胞周期と細胞分裂、染色体のふるまい
第12回:減数分裂
第13回:遺伝マッピングと物理マッピング
第14回:エピジェネティクス
第15回:総括