山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 中・高等学校実習II(課題達成実習)
時間割番号 KTP602 B
担当教員名 古家 貴雄/梶原 郁郎/東海林 麗香/成田 雅博/茅野 政徳/皆川 卓/後藤 賢次郎/早川 健/佐藤 寛之/神山 久美/新野 貴則/中村 和彦
開講学期・曜日・時限 通期・木・I-IV 単位数 5
<対象学生>
教育実践創成専攻2年生
<授業の目的および概要>
 「中・高等学校実習I(課題発見実習)」の目標を踏まえ,本授業は、学校や児童・生徒の実態把握、授業観察、授業・研究実践、分析等を通じて、課題を達成することを目標とする。その過程で、地域や学校における教育課題に対応する力、教育実践をリードする力や、子ども理解に基づく即応力を身につける。また,教科の目標・本質を踏まえ,教科横断・校種縦断の視点等に基づいた授業構想・展開などの総合的な実践力を高めることを目指す。
<到達目標>
【ストレートマスター】
 地域や学校の課題に即した学校改善・学級改善・授業改善の構想力や,教科指導に関する実践力(授業計画力・授業指導力・授業分析力など)を高めることや,将来,学校において有力な担い手となる教員としての意欲や資質能力を身に付けること,また,各自の課題を達成することを目標とする。
【現職教員】
 学校改善・学級指導・授業指導に関する高度な実践的専門性と,地域や学校の課題に即した学級改善・授業改善の構想力や実践力を身につけ,質の高い教科指導に関する実践力(授業計画力・授業指導力・授業分析力など)をより高めることや学校において中核的な役割を果たすミドルリーダーとしての意識や資質・能力をより高いレベルで身に付けること,また,各自の課題を達成することを目標とする。
<授業の方法>
 2年次に,「中・高等学校実習I(課題発見実習)」を踏まえ,中・高等学校の連携協力校において実習する。連携協力校において,実際の職員と同じように教育活動に参加するとともに,授業観察や授業実践,校内研究会への参画,研究計画に基づいた実践等をとおして,各自の課題の達成に向けて,計画を立て,実践し,実践で収集した資料やデータを分析していくことを繰り返し行っていく。また,教科指導に関する実践力をより高めるために,1年次の実習の実践を踏まえたより高度な計画,実践,分析,改善のPDCAサイクルに基づいた授業づくりを行う。さらに,連携協力校の課題についても積極的にかかわっていく。併せて,指導教員とのカンファレンスを通して,振り返りも行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 40  %実習への参加態度(実習報告書を含む) 
2発表/表現等 60  %研究実践・授業実践、具体的な研究活動の展開 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 連携協力校において,実際の職員と同じように教育活動に参加するとともに,授業観察や授業実践,校内研究会への参画,研究計画に基づいた実践等をとおして,各自の課題の達成に向けて,計画を立て,実践し,実践で収集した資料やデータを分析していくことを繰り返し行っていくこと。さらに,連携協力校の課題についても積極的にかかわっていくこと。
<テキスト>
  1. 特に指定しない
<参考書>
  1. 特に指定しない
<授業計画の概要>
実習計画に基づき,原則,週1日(8時間)×25週で実施する。
実習内容は,原則として以下のものを行う。なお,連携協力校の状況や設定する課題に応じて,授業計画は異なることもある。
・実習計画の立案,課題の発見や焦点化,研究計画の作成(15時間)
・課題に即した学校や児童・生徒の実態把握,課題の吟味(25時間)
・他教師の授業観察,参与観察,予備的データ・資料の収集,分析(40時間)
・課題に即した教材研究・授業実践・データ・資料の収集・分析(40時間)
・授業カンファレンス(大学教員による指導・助言)(25時間)
・各自の課題の取りまとめ(20時間)
・連携協力校の課題への支援(校内研への参画,ケースカンファレンスなど)(25時間)
・振り返り(毎週実習報告書の作成。実習の最後には自己評価書の作成。)(10時間)