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授業科目名 中等家庭科の教材研究と授業構想
時間割番号 KSU548
担当教員名 神山 久美/志村 結美/時友 裕紀子/田中 勝/岡松 恵/川島 亜紀子
開講学期・曜日・時限 後期・月・I 単位数 2
<対象学生>
1・2年
<授業の目的および概要>
 家庭科のカリキュラム・単元・授業づくりのための理論的な知見と、教科内容に関する専門的知見に依拠しながら、具体的な授業づくりのための実践力を養う。
<到達目標>
【ストレートマスター】
・生徒の実態に即した中学校・高等学校家庭科の教材開発の意義を説明することができる。
・中学校・高等学校家庭科の授業を分析・評価し、改善策を示すことができる。
・中学校・高等学校家庭科の教材研究を行い、授業を構想し、実践することができる。
【現職教員学生】
・自らの経験を踏まえ、生徒の実態に即した中学校・高等学校家庭科の教材開発の意義を説明することができる。
・中学校・高等学校家庭科の授業を分析・評価し、改善策を示すことができる。
・中学校・高等学校家庭科の教材研究を自らの経験を基に行い、具体的な授業を構想し、実践することができる。
<授業の方法>
講義と演習で授業を進める。
 これまでの授業設計や教材研究のあり方を検証した上で、教科教育・教科専門の教員とともに、教科内容の本質や最新動向を踏まえた教材と授業を構想し,その教材を用いた授業プランを開発し、実践できる力を身に付ける。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %指導案により授業づくりの実践力を評価 
2受講態度 10  %積極的参加状況 
3発表/表現等 40  %ケーススタディにおけるプレゼン内容を評価 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 文部科学省, 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 技術・家庭編, 開隆堂, ISBN:978-4-304-02154-1
  2. 文部科学省, 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 家庭編, 教育図書, ISBN:978-4-87730-419-5
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション:家庭科の授業の振り返り(志村・神山)
第2回 中学校・高等学校家庭科において育成したい資質・能力について考えよう(志村・神山)
第3回 山梨県など地域の食材を使った調理実習を考えよう(時友・岡松)
第4回 地域の伝統的な行事食や郷土料理をテーマにした授業を構想しよう(時友・田中)
第5回 日常着の手入れや補修をテーマに授業を構想しよう(岡松・川島)
第6回 衣服と社会生活との関わりや伝統的な衣生活をテーマに授業を構想しよう(岡松・神山)
第7回 地域に根ざした住まい・住まい方と授業づくりを構想しよう(家庭電気・機械を含む)(田中・志村)
第8回 地域に根ざした住まい・住まい方の教材開発(田中・時友)
第9回 乳幼児の発達における家族・家庭生活の役割をテーマに授業を構想しよう(家庭看護を含む)(川島・岡松)
第10回 家族・家庭生活のウェルビーイングをテーマに授業を構想しよう(川島・田中)
第11回 消費者の権利と責任をテーマに授業を構想しよう(情報処理を含む)(神山・川島)
第12回 金銭の管理と購入をテーマに授業を構想しよう(神山・時友)
第13回 授業づくり1:中学校家庭科における授業の構想・実践(志村・神山)
第14回 授業づくり2:高等学校家庭科における授業の構想・実践(神山・志村)
第15回 総括 構想・実践した授業と教材研究の比較と振り返り(志村・神山)