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授業科目名 教育・地域課題挑戦プロジェクト実践論
時間割番号 KCO550
担当教員名 成田 雅博/中込 繁樹
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
1・2年
<授業の目的および概要>
山梨県の実態に即した学校・家庭・地域の連携協力等における課題について、受講者が講師となるケースメソッド教育を行い、課題発見・問題解決・意思決定に関する実践的力量を形成する。
<到達目標>
【ストレートマスター】
地域の教育課題について、将来的にアクションリサーチを行うために必要な実践力を修得する。
【現職教員学生】
地域の教育課題について、学校におけるリーダー・ミドルリーダーとして、アクションリサーチを行うために必要な実践力を修得する。
<授業の方法>
講義・演習
中央教育審議会 教育振興基本計画特別部会 配付資料「現在の教育に関する主な課題」で整理されている「家庭教育支援、幼児期の教育、社会教育、学校・家庭・地域の連携協力」の項目等に記載されている教育課題について、ケースメソッド教育の事例、ティーチングノート等の事例を受講者グループで作成し、ケースメソッド教育を行う。クラス内での討論を通じ、教育課題へのアプローチの多様な方法や見方を習得したうえで、この授業全体の営みをリフレクションし、レポートにまとめる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間期 20  %多面的な検討・事例等に対する考察 
2小テスト/レポート 30  %論理性・独創性・地域教育課題の解決の実践に向けての分析力・理論的考察 
3発表/表現等 50  %授業中の質問・建設的な意見表明・議論への貢献 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
自分が関わっている教育課題について,主体的に考え,受講者との議論をへてその解決策を深めてほしい。
<テキスト>
  1. 岡田加奈子、竹鼻ゆかり(編著), 教師のためのケースメソッド, 少年写真新聞社, ISBN:978-4879813848,
    (2011年発行)

  2. 幼稚園教育要領
  3. 小学校学習指導要領
  4. 中学校学習指導要領
  5. 高等学校学習指導要領・特別支援学校学習指導要領
<参考書>
  1. 牛渡淳他, 次世代スクールリーダーのためのケースメソッド入門, 花書院, ISBN:978-4905324980,
    (2014年発行)

  2. 高木 晴夫 (監修)・竹内 伸一 (著), ケースメソッド教授法入門―理論・技法・演習・ココロ, 慶應義塾大学出版会, ISBN:978-4766417876,
    (2010年発行)
<授業計画の概要>
第1回:ガイダンス(この授業に関する概要説明・ケースメソッド教育・アクションリサーチに関する講義)(担当:成田・猪股)
第2回:国における地域教育課題に関する実態、政策、理論的背景、先行研究・実践に関する講義(担当:成田・猪股)
第3回:山梨県・市町村における地域教育課題に関する実態、政策、理論的背景、先行研究・実践に関する講義(担当:猪股・成田)
第4回:すでに作成されている事例にもとづいたケースメソッド教育(ケースそのものの考察・グループ討議)(担当:猪股・成田)
第5回:すでに作成されている事例にもとづいたケースメソッド教育(グループ討議および全体討議・ティーチングノート)(担当:猪股・成田)
第6回:ケースメソッド教育の講師グループとなるグループ編成とケースと設問等に関するグループごとの探究(担当:成田・猪股)
第7回:ケースメソッド教育の講師グループごとのワークシート・ティーチングシートの検討・協議・相互評価(担当:成田・猪股)
第8回:ケースメソッド教育の講師グループごとの討論についての協議(担当:成田・猪股)
第9回:受講者グループ?作成のケースの討論(担当:成田・猪股)
第10回:受講者グループ?作成のケースの討論(担当:成田・猪股)
第11回:受講者グループ?作成のケースの討論(担当:成田・猪股)(担当:成田・猪股)
第12回:受講者グループ?作成のケースの討論(担当:成田・猪股)(担当:成田・猪股)
第13回:受講者グループ?作成のケースの討論(担当:成田・猪股)(担当:成田・猪股)
第14回:受講者グループ?作成のケースの討論(担当:成田・猪股)(担当:猪股・成田)
第15回:この授業のまとめ、さらなる探究に資する文献・リソースへのパスファインダー、総括的評価(担当:成田・猪股)