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授業科目名
担当教員
分析化学特論
植田 郁生/犬飼 潤治/宮尾 敏広
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTA504 2 (未登録) 1,2 前期 I
[概要と目標]
単結晶表面上の吸着構造を、実例を持って理解する。
固体表面、特に多孔体上の吸着現象を基礎と応用両面から理解する。
クロマトグラフィーの分離に関するパラメータの理解および検出器の原理、特徴などを学習する。
[到達目標]
単結晶表面上の吸着構造を理解する。
固体表面、特に多孔体上の吸着現象を理解する。
クロマトグラフィーの原理を理解し、測定対象試料に応じた分析手法・検出器を選択できる。
[必要知識・準備]
学部で学んだ物理化学、分析化学、有機化学、無期化学の素養を必要とする。
学部で使った参考書や教科書を用意し、必要なときに復習できるようにすること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %単位毎の講義内容の理解度 授業理解力 
2発表/表現等 20  %自発的勉学 
[教科書]
  1. 講義資料としてプリント等を配布する
[参考書]
  1. 塚田捷, 表面物理入門, 東京大学出版会, ISBN:4130621203
  2. 近藤精一、石川達雄、安部郁夫, 吸着の科学, 丸善出版, ISBN:4621048430
  3. 田中誠之、飯田芳男, 基礎化学選書7 機器分析, 裳華房, ISBN:9784785331337
[講義項目]
 第1回 表面とはなにか。表面の構造と組成。単結晶表面。
 第2回 基本低指数面と吸着層。表面格子。
 第3回 逆格子空間。
 第4回 低速電子線回折による表面構造解析。
 第5回 単結晶表面に関する復習と小テスト。
 第6回 気固界面における吸着現象の理解
 第7回 吸着等温線の解釈
 第8回 多孔体の吸着作用
 第9回 吸着現象を用いた固体のキャラクタリゼーション
第10回 化学吸着と触媒反応
第11回 クロマトグラフィー分離の原理・分離に関連する因子
第12回 HPLC分析における保持の因子、最新のHPLC分析
第13回 GC分析における保持の因子
第14回 GC分析における検出器、最新のGC分析
第15回 クロマトグラフィーの試料前処理