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授業科目名 | 糖質工学特論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | GLF505 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 舟根 和美 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・木・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
食物・ワイン科学コース、バイオサイエンスコースの1年次生 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
食品領域を中心として炭水化物、糖質、糖鎖およびそれらの誘導体に関する基礎と応用を学ぶ。単糖、オリゴ糖、多糖、複合糖質およびこれらの生合成と代謝、糖質の分析法などを理解する。糖質素材を食品産業にどのように応用するか、実用化の具体例を学ぶ。また、食品製造や加工において幅広く利用されている糖質関連酵素について学ぶ。酵素は本来生体の化学反応を触媒する生体触媒であるが、産業利用が広く行われていることをふまえ、酵素の特性、構造、遺伝子工学、精製法、作用と解析法などの基本的な酵素に関する知識を深める。さらに、酵素を食品工業に利用するための技術開発の方法を、酵素生産微生物の探索と育種から、バイオリアクターの開発や、遺伝子組換え技術の応用まで理解する。実際に食品工業に利用されている糖質分解・合成・転移酵素をいくつか取り上げて、個別具体的な事例を学ぶ。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
糖質・糖鎖の構造・機能と生体内での役割、および糖質関連酵素のうち特に多糖やオリゴ糖の分解や合成に関与する酵素の構造と反応機構などについての基礎的な知識を習得する。さらに、環状オリゴ糖を具体例として基礎から実用化への具体的な応用研究の方法を身に着けることを目的とする。糖質素材を食品工業に利用するためのプロセスを学ぶことにより、工業化に必要な要素は何であるかを習得し、説明ができる。 | |||||||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義や事例研究を取り上げ、進める。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
講義資料は原則としてCNSで配信する。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1.糖質の種類と構造、理化学的性質 2.複合糖質の生合成および構造と機能 3.生体内の糖質、糖鎖の役割 4.ショ糖の生産および加工 5.澱粉の生産および加工 6.その他糖質素材の生産および加工 7.小テスト 8.シクロデキストリンの構造、機能、応用 9.糖質関連酵素 10.酵素生産微生物の開発 11.固定化酵素とバイオリアクター 12.糖質関連酵素の機能開発 13.最近の糖質科学研究 14.糖質素材の食品への応用 15.期末試験 |