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授業科目名 哲学倫理学演習IB
時間割番号 EES341B
担当教員名 相澤 康隆
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
3〜4年生
<授業の目的および概要>
哲学の伝統的な諸問題を取り上げ、これまでの哲学者たちの考え方を理解するとともに、それらの問題についてみずから考え、答えを出すことを目指す。
<到達目標>
哲学のさまざまな問題に取り組むことを通じて、理解する力、考察する力、説明する力を向上させることができる。
<授業の方法>
Moodle等を用いた非同期型授業。各回のテーマについてのレポートの作成、教員(および他の受講者)からのコメント、コメントへの応答という流れで行なう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 20  %コメントに対してきちんと応答しているかどうかを評価する。 
2発表/表現等 80  %問題を正確に理解する力と自分の考えをわかりやすく説明する力を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
Moodle等を用いた非同期型授業。各回のテーマについてのレポートの作成、教員(および他の受講者)からのコメント、コメントへの応答という流れで行なう。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. ジュリアン・バジーニ(向井和美訳), 『100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか』, 紀伊国屋書店
<授業計画の概要>
【第1回】 ガイダンス
【第2回】 ビュリダンのロバ:合理性はつねに合理的だろうか?
【第3回】 痛みの痕跡:痛みはなぜ辛いのだろう?
【第4回】 義務を果たす:道徳は結果がすべてだろうか?
【第5回】 ただ乗り:自分ひとりくらいはいいだろうか?
【第6回】 依存する命:他人の命を終わらせることを正当化できるか?
【第7回】 テロ予告:場合によって拷問は許されるのだろうか?
【第8回】 わたしを責めないで:責任はどこまで自分にあるのか?
【第9回】 わたしは脳である:わたしは脳だと言ってよいだろうか?
【第10回】ギュゲスの指輪:自分はどこまで道徳的だろう?
【第11回】きたるべき衝撃:過去の約束はどこまで守るべきか?
【第12回】部分を寄せ集めたときの落とし穴:心はひとつの対象物なのだろうか?
【第13回】善意の賄賂:目的が善なら道徳を曲げてよいか?
【第14回】水槽の中の脳:この世界は幻想なのだろうか?
【第15回】まとめ