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授業科目名 経済学講読I
時間割番号 EES234
担当教員名 宇多 賢治郎
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
2年〜
<授業の目的および概要>
論文などの文献を講読する際は、経済関係に限らず、掲載された図表を理解することを求められる。また、自身が何らかの文書を作成する際に、統計データを計算・加工し、図表にする技能が必要になる。そこで、公表されている統計データ、自身で作成したデータを加工し、理解し、説明に用いる方法を、実習を通じて習得する。
<到達目標>
文書を作成するために必要な統計処理技能の習得を通じ、本学が「学位授与方針」(DP)で定める「数量的リテラシー」を用いる、つまり統計データまたデータを加工し、それを用いた説明ができるようになる。
<授業の方法>
Teamsを使い、ライブ型の講義、PCを使った実習を行う。
必要に応じて、Moodleで課題を出す。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %教えた方法を適切に用い、効率よく数理的に表現・分析ができていること 
2小テスト/レポート 40  %提出物が論理的、効果的に作成されていること 
3受講態度 30  %出席および授業への参加状況 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
数学、計算が嫌いのままでも表計算ソフトでデータ処理に困らないようにする方法やコツを説明する。
<テキスト>
  1. 宇多 賢治郎, 教育の場で「説明する」ためのパソコン術, 学文社, ISBN:978-4762026997
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
 基本、以下のように進める。ただし、受講者の理解度や実習による公欠等の事情にあわせ、内容を調整することがある。
第1回.基本操作、一次元のデータ処理
第2回.二次元のデータ処理
第3回.絶対と相対
第4回.統計データの加工(抽出、統合、転置)
第5回.指数、構成比、変化率
第6回.アンケートデータの収集と入力
第7回.アンケートデータの集計
第8回.アンケート結果の分析
第9回.偏差値計算
第10回.偏差値計算を使った成績評価
第12回.寄与度(加重)
第12回.寄与度(幾何)
第13回.福利計算
第14回.幾何平均
第15回.総合編(計算方法と結果の使い方)