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授業科目名 栄養学
時間割番号 EEP223
担当教員名 新井 孝子
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
近代栄養学の成果である「栄養素の学」を基本として、栄養学の中で見失われがちな食生活論についても展開していく。健康を支える三本柱である栄養、運動、休息の相互関係の検討し、健康の保持増進に必要とされる具体的な食生活プランの作成を行う。
<到達目標>
1.「栄養素」と「栄養」の違いが分かる.
2.食生活のポイントが分かる.
<授業の方法>
課題提示→個人の仮説設定→グループ討議→全体討議→一斉講義による課題解決
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %自身の食生活を学んだ視点で評価し、実行可能な立案ができるか否かを評価する 
2小テスト/レポート 50  %10回のレポートを評価する 
3受講態度 10  %全講義における受講態度を評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
ヒトが生きるための基本である「栄養」と人間が生活するための基本である「食生活」についてじっくり考えてほしい。
<テキスト>
  1. 文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会/ 編者・新食品成分表編集委員会, 新食品成分表 FOODS 2020, 東京法令出版, ISBN:978-4-8090-7918-4
<参考書>
  1. 佐々木敏, 佐々木敏の栄養データはこう読む!, 女子栄養大学出版部, ISBN:978-4-789-55442-8
  2. エレインN.マリーブ/著 林床健二/訳 今本喜久子/訳 遠藤健司/訳 大島千佳/訳 小田切陽一/訳 武田多一/訳, 人体の構造と機能, 医学書院, ISBN:978-4-260-02055-8
<授業計画の概要>
1 栄養とは何か、栄養素にはどのようなものがあるか
2 各栄養素は何に役立っているのか。その過剰と不足による影響にはどのようなものがあるか
3 「五感」は、食べる機能とどのような関係にあるのか
4 口から入った食べ物は、どのように消化器の中を巡り消化・吸収されていくのか
5 あなたにとってのエネルギー必要量とは?
6 なにをどれくらい食べたらよいのか(food guideの考え方)
7 朝食をとらないと太る? 食事は一日何回摂るのがよいのか(栄養疫学の視点から捉えた食事)
8 生活リズムの視点で食と身体活動をみなおそう(生理機能の日周リズムと栄養・運動・休息の関係)  
9 スポーツと食事 その1 パフォーマンスをあげる食事(食生活)とは
10 スポーツと食事 その2 アスリートにとっての減量とは
11 スポーツと食事 その3 セルフマネジメント
12 運動時の水分補給
13 現在手に入る食品の問題点(健康食品、サプリメント等)
14 自身の食生活をデザインしよう(学んだ視点から実生活を振り返り、今後に向けた食生活プラン作成)
15 身近な食材を使って調理しよう