授業科目名	調理学実習
時間割番号	EEK223
担当教員名	時友　裕紀子
開講学期・曜日・時限	後期・火・III-IV	単位数	2
＜対象学生＞
食物学概論（栄養学、食品学及び調理実習を含む）を履修済みの学生
＜授業の目的および概要＞
基礎的な調理の実習により基礎的な調理技能を身につける。また、調理の理論について理解する。各調理方法の基本操作とともに食品材料の調理上の性質および取り扱い方を学ぶ。また、食卓の整え方やテーブルマナー、食品衛生管理についても学ぶ。内容は小・中・高等学校家庭科の実習題材が中心である。食物学概論で学んだ知識を生かして実習を行う。
＜到達目標＞
基礎的な調理技術および食品と調理に関する基礎的知識の習得と、学校現場における調理実習を計画、運営するための問題解決能力を身につける。また、調理現象について考察する態度を身につける。環境に配慮した食品購入や調理を心掛ける。
＜授業の方法＞
実習及び実習内容に関連した講義を含む。毎回プリントを配布する。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  70  % 2回にわけて提出する実習ノートの内容により判定する。実習内容の理解と考察、実習遂行のための問題解決能力を評価する。  2 受講態度  30  % 遅刻は授業の進行を妨げるので、遅刻は減点となる。実習技能の習得や基礎的知識の獲得に関わる積極性を評価する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
受講生は食物学概論を履修済みであること。素材の性質や調理現象について常に観察しながら実習することが大切です。将来、児童・生徒に教えるという立場で実習をしてください。「お料理教室」ではありません。感染防止対策をとり、実習室での実習とします。
＜テキスト＞
藤原葉子　他, 食物学概論 第2版, 光生館, ISBN:9784332040651 オールガイド食品成分表2020　日本食品標準成分表2015年版（七訂）準拠, 実教出版, ISBN:9784407346428
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
(1)調理学実習の内容に関する説明、調理学実習室の使い方、器具の説明 (2)炊飯、豚汁、青菜のごまあえ (3)桜飯（三色御飯）、かきたま汁 (4)ハンバークステーキ，ピラフ (5)サンドイッチ、カスタードプリン、紅茶 (6)ほうとう、茶まんじゅう (7)カレーライス、サラダ、カップケーキ (8)スパゲティミートソース、オレンジゼリー (9)精進揚げ、塩味飯、茶碗蒸し、即席漬け (10)魚のフライ、スープ (11)赤飯、すまし汁、魚の照り焼き、酢の物 (12)炊き込み飯、けんちん汁，煮魚 (13)酢豚、粟米湯 (14)水餃子、ナイドウフ (15)寿司、出し巻き卵、潮汁 材料の調達等で内容や順序が変更になることがある。