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授業科目名 食品栄養学
時間割番号 EEK222
担当教員名 時友 裕紀子
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
食物学概論(栄養学、食品学及び調理実習を含む)を履修済みの学生
<授業の目的および概要>
各種食品に含まれる栄養成分(たんぱく質,脂質,炭水化物等)の特徴や,調理加工による成分の変化について基礎的知識を身につけることを目的とする.さらに,食品の品質保持や劣化に関わる要因,食品の選択方法,加工・保存方法など食品の利用に関する理解を深めるとともに調理学実習の理論を抑える。
<到達目標>
栄養,食品,調理に関する正確で基礎的な知識を身につけ,日常生活で応用,実践できることを目標とし、さらに科学的な論理的思考能力を獲得する。.
<授業の方法>
講義の他に演習形式も取り入れる。教科書、食品成分表、プリント、ビデオを活用する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %授業の内容に関する知識や思考力を身につけることができたか、評価する。 
2小テスト/レポート 15  %自学自習の成果について評価する。 
3受講態度 15  %遅刻は減点。講義における積極的な態度も加味する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講生は食物学概論を受講済みであること。感染防止対策をとった上で、原則として対面授業とします。状況によってはオンライン授業を取り入れます。
<テキスト>
  1. 藤原葉子編著, 食物学概論 第2版, 光生館, ISBN:9784332040651
  2. オールガイド食品成分表2020 日本食品標準成分表2015年版(七訂)準拠, 実教出版, ISBN:9784407346428
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
順序が変更になるかもしれないが、以下のような内容を計画している。
1. 米の栄養と加工・調理
2. 日本の米、世界の米
3. 小麦粉の栄養、グルテンの性質
4. 小麦粉の調理、郷土料理「ほうとう」
5. いも類、豆類の栄養と調理
6. 大豆加工食品の種類と製造方法、栄養価の比較
7. 魚介類の種類と栄養、調理性、鮮度
8. 獣鳥肉類の種類と栄養、調理加工
9. 卵の鮮度、調理性
10. 乳・乳製品の栄養、牛乳の殺菌方法、乳製品の製造方法
11. 野菜・果実の栄養と保存・加工法
12. その他の食品
13. 食品表示
14. 食品の安全性に関わる諸問題
15. 総括