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授業科目名 仮名の書法演習
時間割番号 EEJ237
担当教員名 清水 文博
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
2020年度開講 高等学校芸術科書道教員免許取得者必修
<授業の目的および概要>
仮名及び漢字仮名まじりの技法習得を主とする。仮名の成立に関して、その変遷を概説し、平安時代の古筆の連綿・散らしの形態などの調査を行い、仮名美を解明するとともに、臨書を通して仮名の技法を習得する。また、日常の書式(手紙・はがきなど)による漢字仮名まじり文の技法も習得する。最後は創作による作品制作をめざす。
<到達目標>
仮名及び漢字仮名まじりの技法習得及び表現方法の向上。
<授業の方法>
仮名の古典を中心に臨書する。また、日常書式を通じて漢字仮名交じりの書を学習する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 20  %レポートの内容による 
2受講態度 30  %授業態度等 
3発表/表現等 50  %作品制作の成果 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
使用する高校芸術科書道教科書は授業中に指示します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 全国大学書写書道教育学会編, 国語科書写の理論と実践, 萱原書房, ISBN:978-4860121020
<授業計画の概要>
【第1回】仮名の種類とその歴史
【第2回】平仮名の基本的技法
【第3回】平安時代の仮名古典の臨書1
【第4回】平安時代の仮名古典の臨書2
【第5回】平安時代の仮名古典の臨書3
【第6回】平安時代の仮名古典の臨書4
【第7回】平安時代の仮名古典の臨書5
【第8回】仮名の創作1
【第9回】仮名の創作2
【第10回】漢字仮名交じりの書1
【第11回】漢字仮名交じりの書2
【第12回】漢字仮名交じりの書3
【第13回】手紙の書1
【第14回】手紙の書2
【第15回】授業のまとめ