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授業科目名 | 近代文学演習IIA | ||||||||||||||||||
時間割番号 | EEJ216A | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 大木 志門 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・火・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
近代の短編小説を取りあげて分析・考察を加える。発表者による問題提起をもとに、参加者全員で作品から見えてくる問題点について議論を行う。この作業を通して文学研究の基礎的方法を身に付け、明確な観点から作品を分析する技術を養う。後期は大正期の代表的な短編を題材に、注釈作業などを通して時代の中から見えてくる文学の姿を明らかにし、また「語り手」やプロット、レトリックなど細部への着目からテクストの読み替えの可能性をさぐる。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
近代文学を研究するために必要な、基礎的な調査能力および立論能力を身につけること。およびそれをもとにしたレジュメ作成および発表の技術を養うこと。 | |||||||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||||||
主に演習形式で進める。発表は45分程度、残りの時間は全体討議を行う。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
近代文学の基礎的な調査・研究方法を理解していることが受講資格となる。また発表担当者以外も、参加者はあらかじめ次回の議題となる作品を熟読して臨み、討議には積極的に参加し発言すること。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
受講者は毎回、次の役割を持ち回りで担当するものとする。 (1)レポーター:担当する作品について、レジュメを作成し発表する。 (2)サブレポーター:発表の内容を受けて議論を主導する。 (3)一般参加者:積極的に議論に参加する。 以下は主なテキストの収録作だが、実際の発表作品およびスケジュールは受講者と協議の上で決定する。 1、ガイダンス・担当決め 2、資料の調べ方入門 3〜4、作品読解の着眼点 5、田村俊子「女作者」 6、上司小剣「鎧の皮」 7、佐藤春夫「西班牙犬の家」 8、有島武郎「小さき者へ」 9、芥川龍之介「奉教人の死」 10、内田百?「花火」 11、菊池寛「入れ札」 12、葛西善蔵「椎の若葉」 13、川端康成「葬式の名人」 14、葉山嘉樹「淫売婦」 15、まとめ |