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授業科目名
地域看護活動論1(地域看護活動の基本)
担当教員
神崎 由紀/宮田 知子/坂井 郁恵/武井 勇介/相原 正男
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNF202 2 2 後期
[学習目標]
人々の健康状態や生活状況について、地域特性や対象者特性をふまえて理解し、対象者に合わせた健康増進や疾病予防、介護予防のための支援方法について学習する。
対象者のライフサイクルや疾病の特性に合わせた看護実践をするために、地域保健の歴史や施策と保健制度を活用した対象者支援について学習する。
[授業計画
11月25日(水)1・2時限   地域看護活動の方法 
11月27日(金)4・5時限   母子保健活動と保健師の役割地区組織活動と地域づくり
11月30日(月)3時限    乳幼児期の成長発達と発達障害
       5・6時限   エイズ知識普及啓発講習会(医学科と合同授業)
12月 2日(水)1・2時限   学校保健
12月 7日(月)3・4・5時限 地域における子育て支援体制
12月 9日(水)1・2時限   成人保健における保健師活動
(特定健診・特定保健指導、健康づくり)
12月14日(月)3・4・5時限 高齢者保健福祉活動と介護予防
12月16日(水)1・2時限  難病保健福祉活動と患者・家族支援
1月13日(月)3・4時限   結核対策と地域看護活動
1月18日(月)3・4・5時限 感染症における地域看護活動  
1月20日 (水)1・2時限   地区組織活動と地域づくり
       3時限    小規模町村での地区活動の実際    
1月25日(水)3・4・5時限 精神保健活動と自殺予防
2月 1日(月)4時限    定期試験
2月 3日(水)2時限    予備日
[到達目標]
行動目標
知識
・発達段階別、対象別の保健福祉対策と地域看護活動を説明できる。
・対象者の健康課題の解決に必要な社会資源、保健福祉制度について理解できる。
・地域特性に応じた地域ケアの実践の特徴を理解できる。
態度
・対象者の状況に合わせた看護実践方法を選択することができる。
・対象者の発達段階や特徴に合わせ、地域ケアを発展させるための支援方法をグループワークで考えることが出来る。
・グループワークに参加し、対象者のQOLの向上をめざした支援方法について意見を述べることができる。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
・結核対策ついては、結核予防会に所属し、結核患者への訪問指導を行った経験のある保健師が結核患者の発生からその予防、ポピュレーションアプローチについて、知識と経験を踏まえた講義を行う
・山梨県内の小規模町村で活躍中の保健師より、活動の実際や課題について講義を行う。
・高齢者保健福祉活動と介護予防については、地域包括支援センターでの実務経験をもつ保健師より講義し、グループワークをまじえて、よりよい看護実践のための方法を検討する。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %テストにより実施する。6割以上を合格とする。 
2小テスト/レポート 10  %授業時間内に示す課題を提出することを合格の条件とする。 
3受講態度 10  %出席・表現方法・グループワークの積極性等を評価する。 
[教科書]
  1. 荒賀直子、後関容子、鳩野洋子、神庭純子, 第5版 公衆衛生看護学 .jp, インターメディカル, ISBN:978-4900828810
  2. 医療情報科学研究所, 公衆衛生がみえる2020/2021, メディックメディア, ISBN:978-4896327793
[参考書]
  1. 厚生労働統計協会, 国民衛生の動向2019/2020, 厚生労働統計協会
  2. 勝又浜子ほか, 看護法令要覧, 日本看護協会出版会