山梨大学電子シラバス

授業科目名

小児看護活動論２(小児看護過程の展開)

担当教員

阿久澤　智恵子／安藤晴美／大島　智恵

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DNE303

前期

［学習目標］

　子どもとその家族の健康および発達上の問題を総合的に捉え，看護を実践することができるようになるために必要な看護過程の基礎的知識・技能・態度を習得する。

［授業計画］

4月 9日（木）3限　オリエンテーション、「事例A」事例紹介「事例B」事例紹介［安藤・大島］
4月16日（木）4限　「事例A」生活行動に基づいた解釈［安藤］
4月16日（木）5限　「事例A」全体像（1）［安藤］
4月23日（木）4限　「事例A」全体像（2）［安藤］
4月23日（木）5限　「事例A」発表会［阿久澤・安藤・大島］
5月 7日（木）4限　「事例A」看護問題の明確化（1）［安藤］
5月 7日（木）5限　「事例A」看護問題の明確化（2）［安藤］
5月14日（木）4限　「事例A」看護目標・看護計画［安藤］
5月14日（木）5限　「事例A」発表会［阿久澤・安藤・大島］
5月21日（木）4限　「事例B」生活行動に基づいた解釈［大島］
5月21日（木）5限　「事例B」全体像［阿久澤・安藤・大島］
5月28日（木）4限　「事例B」看護問題の明確化［大島］
5月28日（木）5限　「事例B」看護目標・看護計画［大島］
6月11日（木）3限　「事例B」発表会［阿久澤・安藤・大島］
6月11日（木）4限　子どもの家族から看護に望むこと［家族］
6月29日（月）2限　定期試験［阿久澤・安藤・大島］
7月 9日（木）3限　再試験（予備日）［阿久澤・安藤・大島］

［到達目標］

1．知識
　1）子どもの特徴を踏まえた看護過程展開の必要性について述べることができる。
　2）情報をもとに分析・解釈・推論・判断を行う必要性について述べることができる。
　3）分析・解釈・推論・判断をもとに子どもと家族の全体像を把握することができる。
　4）子どもの病態と関連させて看護上の問題をアセスメントすることができる。
　5）子どもと家族に必要な看護の具体的内容について述べることができる。
2．技能
　1）グループワークを通してグループの一員として協調し，協力しあえることができる。
　2）全体像を把握し，子どもと家族のもつ問題点を抽出するために必要な知識について探求することができる。
　3）健康問題をもつ子どもと家族と看護上の問題をアセスメントするために必要な知識について探求することができる。
　4）健康問題をもつ子どもと家族への看護実践の根拠を明確にするために必要な知識について探求することができる。
3．態度
　1）健康問題をもつ子どもと家族へ看護の専門職者として倫理的な配慮をすることができる。
　2）子どもと家族に対する看護のあり方について自分の考えを持ち，学習を継続する姿勢を身につけることができる。
　3）看護の専門職者として自己成長の課題を見出し，その達成に信頼を得られるような態度を身につけることができる。

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師の実務経験のある教員が講義を行う。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	80 %	講義の理解度を筆記試験にて評価する。100点満点中60点未満の不合格者には定期試験終了後に再試験を1回のみ行う。追試験は再試験と同じ時間にのみ行い、再試験は行わない。なお、追試験の場合は、得点に0.8を掛けて算出する。
2	小テスト／レポート	10 %	知識と考察力を総合的に評価する。個人ワークの提出状況と内容で評価を行う。達成状況により再提出を課すことがある。
3	受講態度	5 %	事前課題やグループワークへの取り組み
4	発表／表現等	5 %	受講態度に含む

［教科書］

［参考書］