授業科目名
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小児看護活動論1(小児看護概論)
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担当教員
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阿久澤 智恵子/安藤 晴美/大島 智恵
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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DNE206 |
2 |
2 |
通期 |
[学習目標] |
子どもの身体的・精神的・社会的な成長・発達の特徴を理解した上で、社会で生活する子どもと家族の育児状況を踏まえ小児看護を実践するための基盤的な力を身につける。 健康を障害された子どもと家族の体験を知り、健康レベルや生活背景に応じた日常生活の過ごし方や看護方法について学ぶ。 |
[授業計画] |
<前期> 4月 7日(火)4時限 小児看護活動論のガイダンス、小児看護とは、小児看護の歴史と意義、子どもの権利と看護 [阿久澤] 4月14日(火)4時限 子どもをめぐる諸統計と母子保健、小児看護と法律・施策[阿久澤] 4月21日(火)4時限 小児看護で用いられる概念と理論 [阿久澤] 4月28日(火)4時限 成長・発達の原則/発育の評価[阿久澤] 5月12日(火)4時限 新生児期・乳児期・幼児期の子どもの成長・発達と生活(1)[安藤] 5月12日(火)5時限 新生児期・乳児期・幼児期の子どもの成長・発達と生活(2)[安藤] 5月19日(火)4時限 新生児期・乳児期・幼児期の子どもの成長・発達と生活(3)[安藤] 5月19日(火)5時限 新生児期・乳児期・幼児期の子どもの成長・発達と生活(4)[安藤] 5月26日(火)3時限 新生児期・乳児期・幼児期の子どもの成長・発達と生活(5)[安藤] 5月26日(火)4時限 学童期・思春期の人々の成長・発達と生活[大島] 6月 2日(火)4時限 発達段階に応じた日常生活の援助(GW) [阿久澤・安藤・大島] 6月 9日(火)4時限 発達段階に応じた日常生活の援助(GW)[阿久澤・安藤・大島] 6月16日(火)3時限 発達段階に応じた日常生活の援助(GW)[阿久澤・安藤・大島] 6月16日(火)4時限 発達段階に応じた日常生活の援助(GW発表) [阿久澤・安藤・大島] 6月30日(火)4時限 発達段階に応じた日常生活の援助(まとめ)[阿久澤・安藤・大島] 7月 7日(火)4時限 定期試験[阿久澤・安藤・大島] 7月14日(火)3時限 再試験(予備日)〔阿久澤・安藤・大島〕
<後期> 10月 6日(火)2時限 健康障害や入院が子どもと家族に及ぼす影響と看護[阿久澤] 10月 7日(水)2時限 検査や処置を受ける子どもと家族への看護[阿久澤] 10月13日(火)2時限 急性期にある子どもと家族への看護(1)[阿久澤] 10月14日(水)5時限 急性期にある子どもと家族への看護(2)[阿久澤] 10月19日(月)5時限 慢性期にある子どもと家族への看護[大島] 10月20日(火)2時限 外来における子どもと家族への看護[阿久澤] 10月27日(火)2時限 在宅における子どもと家族への看護 [阿久澤] 11月 4日(水)3時限 小児看護技術(1)[阿久澤・安藤・大島] 11月 4日(水)4時限 小児看護技術(2)[阿久澤・安藤・大島] 11月18日(水)3時限 小児看護技術(1)[阿久澤・安藤・大島] 11月18日(水)4時限 小児看護技術(2) [阿久澤・安藤・大島] 11月24日(火)2時限 被虐待児と家族への看護[阿久澤] 12月 1日(火)2時限 手術を受ける子どもと家族への看護[安藤] 12月 8日(火)2時限 災害を受けた子どもと家族への看護[安藤] 12月15日(火)2時限 成人への移行期にある健康障害をもつ子どもと家族への看護[大島] 1月12日(火)2時限 ハイリスク新生児と家族への看護 [安藤] 1月19日(火)2時限 終末期にある子どもと家族への看護 [安藤] 1月26日(火)2時限 定期試験 [阿久澤・安藤・大島] 2月 2日(火)2時限 再試験(予備日)[阿久澤・安藤・大島] |
[到達目標] |
1.小児看護の理念、子どもの権利を擁護する小児看護の考え方を述べることができる。 2.子どもの健康問題や子どもを取り巻く社会・医療について述べることができる。 3.形態的変化や機能的変化・精神・運動・認知について発達段階毎の特徴について述べることができる。 4.子どもの成長・発達の特徴を踏まえて生活行動の側面から捉えた子どもへの支援について述べることができる。 5.乳児期・幼児期・学童期の子どもの基本的生活習慣の獲得について理解し、家族に必要な支援について述べることができる。 6.健康障害や入院が子どもと家族に与える影響について述べることができる。 7.子どもに起こりやすい症状を発達段階に応じて理解し、必要な看護を根拠に基づいて述べることができる。 8.健康障害のレベルや移行状況(病棟・外来・在宅・地域)に応じた子どもと家族の状況を理解し、看護方法について述べることができる。 |
[実務経験のある教員による授業科目の概要] |
看護師の実務経験のある教員が講義を行う。 |
[評価方法] |
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 90 % | 講義の理解度をオンライン試験にて評価する。100点満点中60点未満の不合格者には定期試験終了後に再試験を1回のみ行う。追試験は再試験と同じ時間にのみ行い、再試験は行わない。なお、追試験の場合は、得点に0.8を掛けて算出する。 | 2 | 小テスト/レポート | 10 % | 知識と考察力を総合的に評価する。 |
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[教科書] |
- ナーシング・グラフィカ小児看護学1 小児の発達と看護, メディカ出版
- ナーシング・グラフィカ小児看護学2 小児看護技術, メディカ出版
- ナーシング・グラフィカ小児看護学3 小児の疾患と看護, メディカ出版
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[参考書] |
- 岡堂哲雄, 小児ケアのための発達臨床心理, ヘルス出版, ISBN:978-4-89269-032-7
- 岡堂哲雄 他, 患者ケアの臨床心理 人間学的アプローチ, 医学書院, ISBN:4260345311
- 菱沼典子, 看護形態機能学 第4版 生活行動からみるからだ, 日本看護協会出版社
- 小野田千枝子, こどものフィジカルアセスメント, 金原出版, ISBN:4307170474
- 鴨下重彦 他, こどもの病気の地図帳, 講談社, ISBN:978-4-06-206605-1
- 筒井真優美, 小児看護学 子どもと家族の示す行動への判断とケア 第8版, 日総研, ISBN:4776018187
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