山梨大学電子シラバス

授業科目名

看護方法論３（理論と実践）

担当教員

浅川　和美／山田　章子／才川　恵／寺田　あゆみ／中込　由紀代

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DND203

後期

［学習目標］

【授業の目的および概要】
　看護方法論2に引き続き、看護方法論3は、人々の健康上の問題を維持・改善するために必要な診療過程支援技術が選択できるようなアセスメントの視点および技術を習得する。これに加え、これまで学んできた知識および技術を用いて、事例患者のアセスメントから必要な看護援助を立案・実施する。これらの講義・演習を通して、看護師の役割について考える。
　この授業では、エビデンスに基づいた技術習得を目指しているため、人体の構造や働きについて事前に自己学習し、演習後は技術の根拠や留意点について整理する。さらに今後の学習につなげられるよう自己の課題を見出だしたり、看護師の役割について考えたり、振り返りを行う。
【単元名】
１．呼吸を整える看護
２．創傷処置
３．排泄に関わる看護
４．対象者に合った看護実践
５．危篤・終末期の看護

［授業計画］

10月 6日 4・5限   【講義】呼吸を整える看護
    13日    4限   【演習】呼吸を整える看護１（酸素療法、噴霧吸入）
    20日 4・5限   【演習】呼吸を整える看護２（口腔内吸引、気管吸引）
11月24日    3限   【講義】排泄に関わる看護
12月 1日 3・4限   【演習】排泄に関わる看護（一時導尿）
     8日    3限   【講義】創傷処置
　　15日    3限   【演習】創傷処置（包帯法）
 1月12日 3・4限   【演習】対象者に合った看護実践１ (グループワーク)
　　19日 4・5限   【演習】対象者に合った看護実践２ (グループ発表)
　　26日    3限   【講義】危篤・終末期の看護
 2月 2日 3限　　    　統括

［到達目標］

１．演習に必要な学習の進め方を理解し、主体的に学習することができる。
２．診療過程支援技術の必要性を判断するためのアセスメントの視点を、身体・心理・社会的側面から説明し、観察項目を述べることができる。
３．エビデンスに基づき、対象者に配慮した診療過程支援技術を実施することができる。
４．事例患者のアセスメントから必要な看護技術を選択し、心理的側面をふまえた援助を実施することができる。
５．学習した内容と実施した援助を振り返り、看護師の役割や自己の課題を述べることができる。

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師の実務経験のある教員が講義を行う。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	80 %	授業理解力、情報収集/整理力
2	受講態度	10 %	日常的勉学努力、知的好奇心と探求力、演習態度、技術習得度
3	発表／表現等	10 %	表現力、協同性

［教科書］

［参考書］