山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
免疫学
担当教員
中尾 篤人
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMC205 1 2 通期
[学習目標]
一般目標(GIO)
 将来医師として必要なアレルギー,自己免疫疾患,免疫不全,臓器移植,感染症,予防接種,腫瘍免疫等の課題に対して適切に対処できるため,生体がどのように自己と非自己を識別し,非自己を排除して自己同一性を保持するかという生命維持活動の基本となる免疫システムを理解する。

行動目標(SBOs)
1)知   識
1.免疫担当細胞の起源と種類と各々の役割と相互作用について述べることができる。
2.免疫系の自己−非自己の識別と非自己の排除のメカニズムを分子レベル,遺伝子レベルで述べることができる。
3.免疫反応の特徴について述べることができる。
4.アレルギー,自己免疫疾患,免疫不全,臓器移植,腫瘍免疫,感染症,予防接種等の臨床免疫学的課題について述べることができる。

2)態   度
1.免疫反応が原因となっておこる疾患を解析し適切に対処できる。
2.免疫学的実験のデータの信頼性と限界に基づき,批判的に討論できる。
[授業計画
講義日程       コマ数 担当教員(講義内容)
9月15日(火)13:10-16:20 2 村上(免疫学総論)
9月28日(月)13:10-16:20 2 村上(自然免疫)
10月 7日(水)13:10-16:20 2 村上(樹状細胞)
10月14日(水)13:10-16:20 2 村上(T細胞1)
10月22日(木)14:50-16:20 1 中野(順天堂大学大学院助教 特別講義)
10月27日(火)13:10-16:20 2 村上(T細胞2)
10月30日(金) 9:00-12:10 2 村上(B細胞1・B細胞2)
11月 5日(木)13:10-14:40 1 廣瀬(国際医療福祉大学病院教授 特別講義)
11月10日(火)13:10-16:20 2 村上(NK細胞、自然リンパ球)
11月17日(火)13:10-16:20 2 村上(マスト細胞、好塩基球)
12月 1日(火)13:10-16:20 2 村上(相互討議)
[到達目標]
生体のホメオスターシスを維持するための基本である免疫システムについて説明できること。さらに疾患との関連についても説明できること。

▼ディプロマポリシー:医学知識と問題対応能力
個体の反応(免疫と生体防御)
・免疫系を構成する細胞について機能を説明することができる。
・免疫応答の成り立ちを説明することができる。
・免疫応答の異常によって起る疾患について説明することができる。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が講義を行っている。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業理解力 
2受講態度 20  %受講態度 
3発表/表現等 40  %授業への参加度 
[教科書]
  1. Abul K. Abbas (著), 中尾篤人 (翻訳), 分子細胞免疫学 原著第9版, エルゼビア・ジャパン株式会社, ISBN:978-4860349172
[参考書]
(未登録)