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授業科目名
薬理学
担当教員
小泉 修一
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMC201 1 2 後期
[学習目標]
一般目標
薬物の薬理作用の基本原理を習得する。
行動目標
1)知識
 1.薬物受容体の分子構造,薬物結合様式,細胞内情報伝達を理解する。
 2.個別の治療薬の適応,禁忌,副作用を理解する。
 3.自律神経作用薬の作用機序、臨床応用を理解する。
2)技能
 1.自ら学習し,プレゼンテーションが出来るようにする。
 2.動物材料を用いた学習で,基礎的な実験手技を修得する。
 3.実習でのシミュレーションプログラムを活用し,パソコンを使えるようにする。
3)態度
 1.質問,討論に積極的に参加する。
[授業計画
総論
 1. 薬物受容体 1コマ
 2. イオンチャネル・トランスポーター、生体内情報伝達  1コマ
自律神経
 3. 交感神経作用薬 1コマ
 4. 副交感神経作用薬 1コマ
中枢神経
 5.中枢神経作用薬 3コマ
抗感染症薬
 6.抗生物質、抗ウィルス薬 1コマ
生理活性物質
 7.セロトニン、ヒスタミン及び血管作動物質 1コマ
 8.エイコサノイド、脂質メディエーター、サイトカイン・ケモカイン 1コマ
その他
 9.血液・造血器作用薬 1コマ
10. 特別講演 1コマ
 

薬理実習 16コマ(以下の4つのテーマをローテーションする)
1.血圧,心拍数に対する薬物の作用(動物)
2.血圧・心拍、腸管平滑筋に対する薬物の作用(コンピューターシミュレーション)
3.腸管平滑筋に対する薬物の作用(動物)
4.向精神薬・鎮痛薬の作用(動物、培養細胞)

計28コマ
[到達目標]
・薬物の作用様式、作用メカニズムの基本原理を習得する。
・薬物治療における副作用について説明できる。
・薬理学を他の基礎医学系科目の知識と有機的に結びつけて説明することができる。
・最先端治療に直結する最新の研究成果について説明できる。
・科学的思考に基づき薬理学の諸問題に対応することができる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 90  %授業理解力 
2試験:中間期 1  %実習プレテスト等で実習について学んでいるか。 
3小テスト/レポート 5  %課題及び結果の正しい表現、解釈、さらに考察の正当性。 
4受講態度 4  %実習への出席は必須。質問、討論に積極的に参加する。 
[教科書]
  1. 加藤隆一、田中千賀子、成宮 周, NEW薬理学 改訂 第7版, 南江堂, ISBN:9784524240715
  2. J.G.Hardman, L.E.Limbird, P.B.Molinoff, R.W.Ruddon, A.Goodman Gliman, GOODMAN and GILMAN's The Pharmacological Basis of Therpeutics, 11th Ed.,, McGraw-Hill
  3. 山梨大学医学部薬理, 薬理学実習
[参考書]
(未登録)