授業科目名
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生物学1
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担当教員
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川原 敦雄
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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DMA107 |
1 |
1 |
前期 |
[学習目標] |
生物学は、医学において基盤となる科目であり、生命現象の意義や分子機構を理解することは、その破綻により引き起こるヒト疾患の理解につながる。この講義は、医学科教育プログラムの科学的思考や医学知識と問題対応能力の習得に必要不可欠な科目であり、毎回の講義における受講態度、小テストやディスカッションとフィードバックにより形成的な評価を行い、学期末の試験により総括的な学習の到達度を調べることで、学生が医学に必要な生物学的知識や考え方を身に付けたかを評価する。 |
[授業計画] |
基礎生物学や医生物学を理解するために必要な資料を提供し、生命現象の意義や分子機構を学生が説明できるようになることを到達目標に講義を行う。
第1回 生物の特徴(到達目標:生物とは何かを説明できる) 第2回 生物の体をつくる物質(到達目標:生体の構成成分を説明できる) 第3回 細胞の構造と機能(到達目標:細胞小器官とその機能を説明できる) 第4回 組織の構造と機能 (到達目標:組織と器官の機能を説明できる) 第5回 物質代謝(到達目標:物質代謝や酵素の機能を説明できる) 第6回 エネルギー代謝(到達目標:エネルギー代謝を説明できる) 第7回 遺伝子の構造と機能(到達目標:遺伝子の構造と機能を説明できる) 第8回 遺伝現象と遺伝性疾患(到達目標:遺伝現象と関連する遺伝性疾患を説明できる) 第9回 ゲノムの構造と機能(到達目標:ゲノムの構造と機能を説明できる) 第10回 細胞分裂と細胞周期 (到達目標:細胞分裂と細胞周期を説明できる) 第11回 ホルモンとシグナル伝達 (到達目標:シグナル伝達機構を説明できる) 第12回 個体発生(到達目標:発生の基本原理を説明できる) 第13回 形態形成と再生現象(到達目標:形態形成を説明できる) 第14回 免疫機構(到達目標:免疫の機能や生体防御機構を説明できる) 第15回 脳神経系とその機能(到達目標:脳神経系の機能を説明できる) |
[到達目標] |
本講義における学生の到達目標は、(1)細胞の構造と物質代謝が説明できること、(2)遺伝子の構造とゲノムの機能や遺伝現象を要約できること、(3)細胞分裂、細胞周期やシグナル伝達を説明できること、(4)形態形成と再生を要約できること、(5)生体防御や免疫系の機能を説明できること、(6)脳神経系、循環器系などの生命システムを要約できるようになることである。これらの到達目標は、医学科教育プログラムの科学的思考、医学知識と問題対応能力の習得につながる。 |
[評価方法] |
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 85 % | 講義で学習した生命現象を分子、組織・器官や生命システムとして習得しているかを総括的に問うことで学習深度を評価する 。 | 2 | 小テスト/レポート | 10 % | 講義の最後に小テストを行い、講義で学んだ生命現象の意義やその分子基盤の習得度を形成的に確認する。 | 3 | 受講態度 | 5 % | 講義資料をCNSで配布するが、その内容を生物学の観点から理解するためには、学生が講義に出席し生命現象を説明できるようになることが極めて重要であるので、受講態度や積極的な質問や議論を評価基準とする。 |
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[教科書] |
- Dawn B. Marks, 医学薬学のためのコア生化学, 丸善株式会社, ISBN:978-4-621-04728-6,
(購入する必要はない)
- 中村祐輔, ゲノム医療を知る, 羊土社, ISBN:978-4-7581-2004-3,
(購入する必要はない)
- 河本宏, 免疫学, 羊土社, ISBN:978-4-7581-2200-9,
(購入する必要はない)
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[参考書] |
- 鈴木孝仁, 視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録, 数研出版, ISBN:978-4-410-28165-5,
(購入することが望ましい。高校の時に使用していた書籍で構わない。)
- 井村裕夫, 進化医学, 羊土社, ISBN:978-4-7581-2038-8,
(購入する必要はない)
- 工藤佳久, 脳神経科学, 羊土社, ISBN:978-4-7581-2201-6,
(購入する必要はない)
- Sean B. Carroll, 形づくりと進化の不思議, 羊土社, ISBN:4-89706-293-4,
(購入する必要はない)
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