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授業科目名 スペイン語初級I
時間割番号 CSB101 B
担当教員名 河村 泰雄
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
工(機電コ情先)・医
<授業の目的>
スペイン語の基礎を学びます。発音や綴り方といった基礎に始まり、初等文法を学びながら、様々な単語を覚え、少しでも読んだり書いたり、あるいは会話や聞き取りをしたり、といったことができるようになることを、この授業は目指しています。

スペイン語はスペインだけでなく、中南米の多くの国々で話されている言語です(アメリカ合衆国にも、ヒスパニックと呼ばれる多くのスペイン語話者がいます)。こうした広大なスペイン語の世界について、語学そのものと同時に学んでもらうことも、授業の大きな目的になります。
<到達目標>  到達目標とは
「異文化理解と外国語リテラシー」
スペイン語の基礎を学ぶと共に、スペイン語圏の文化や社会について知ることで、学生の皆さんに異文化に対する知識や理解を深めていただくことを目指します。
<授業の方法>
スペイン語文法の習得を軸にしながら、スペイン語圏を舞台とした映画や、会話シーンの多い旅番組などを使って、スペイン語の音の響きに慣れてもらいたいと思います。また、中間テストと期末テストに加え、数回に一度、小テストを行いますので、それらをペースメーカーにして、授業でやったことを身につけていってください。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %学期末に総括評価を行う。 
2試験:中間期 30  %小テストより少し大きめのテスト。そこまでの普段の勉強の成果を確認する。 
3小テスト/レポート 10  %3回に1度程度の割合で復習の小テストを行う。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スペイン語は他の外国語に比べて、比較的若い先生達が担当します。学生の皆さんとの対話を大事にしながら、授業を進めていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。なお、教科書はスペイン人の先生が書いたもので、易しめではありますが、文法事項の解説はほとんどないので、文法解説のプリントで補いつつ勉強していきます。なお、欠席したり、数週間にわたって予習復習を怠ったりしていると、追いつくのは大変です。病気などの特別の事情がない限り必ず出席し、欠席した場合はお友達に内容を聞くか、教員のところまで相談に来るなどして、その分の遅れを取り戻すこと。

*皆さんがガイダンスで受け取られた資料には、教科書が「スペイン語12課」1冊のみとなっていますが、新型コロナウィルスの影響で授業形態がどうなるかわからないため、3月31日急遽、自習に適したテキストをもう一冊追加させて頂きました。追加させて頂いた「スペイン語文法の要点」授業がオンライン化などで予定通りに進まないときも、皆さん自身で勉強を進めて頂けるよう、自習課題が多い教科書となっています。入学時にいろいろとお金がかかるときに、ご負担が増えてしまって心苦しいのですが、どのような状況でも皆さんに勉強を順調に進めて頂くため、と考えての措置ですので、ご理解頂けたらと思います。
授業をとって下さる皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
<テキスト>
  1. テジョ・J.・マロト, スペイン語12課, 白水社, ISBN:978-4-560-01656-5
  2. 二宮哲, スペイン語文法の要点, 朝日出版社, ISBN:978-4-255-55065-7
<参考書>
  1. 高垣 敏博(編集代表), ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典, 小学館, ISBN:978-4095061313
  2. 佐々木直美, 旅の指さし会話帳・ペルー, 情報センター出版局, ISBN:978-4795829138
<授業計画の概要>
第1回 スペイン語圏の紹介・基本的なあいさつ・発音の概要
第2回 基本的なあいさつの続きとスペイン語のくわしい発音
第3回 男性名詞と女性名詞/冠詞の導入
第4回 定冠詞と不定冠詞/動詞ser
第5回 形容詞/動詞estar
第6回 動詞serとestarの詳しい違いについて
第7回 Hayを用いた「〜がある」の表現
第8回 中間テストとその解説
第9回 動詞tener(=have)1:基本的な使い方
第10回 動詞tener(=have)2:様々な熟語表現
第11回 規則動詞(勉強する=estudiar, 食べる=comer, 生きる=vivirなど)の使い方1
第12回 規則動詞(勉強する=estudiar, 食べる=comer, 生きる=vivirなど)の使い方2
第13回 前期の総まとめ
第14回 学期末テストとその解説
第15回 採点結果の通知と総括評価
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。