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授業科目名 日本語中上級II
時間割番号 CJA402
担当教員名 仲本 康一郎
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2020年9月28日(金)10時30分に行われる留学生向けオンライン日本語プレイスメント・テストの結果、中上級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。テスト受験の詳細は、CNS(学内電子掲示板)で確認すること。
<授業の目的>
レポート課題の作成や論文執筆など、大学での学びを円滑に進められるよう、日本語のアカデミックな文章構成能力を向上させること。
<到達目標>  到達目標とは
・レポートや論文におけるアカデミックな文章が書けるようになること。
・アカデミックな文章でよく使う日本語の表現や語句、文体を習得すること。
<授業の方法>
・アカデミックな文章を構成する語句や表現を整理し、文体上の適切さに注意しつつライティングの練習を行います。
・内容上の一貫性や論理構成にも注意を払うことで、論理的展開力や批判的思考力の向上を図ります。
・ライブ型(Zoomを利用。同時双方向リアルタイム動画配信授業)
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %アカデミックな内容を日本語で適切に表現できるかどうか。 
2試験:中間期 25  %アカデミックな内容を日本語で適切に表現できるかどうか。 
3小テスト/レポート 25  %アカデミックな文章を支える語彙と表現を習得しているかどうか。 
4受講態度 25  %文章作成のための議論に積極的に参加しているかどうか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・アカデミックな文章を書くためには、日本語の語彙や文法、文体を適切に選択する能力だけでなく、論理的展開力や批判的思考力といったものが必要となります。この授業では、毎回の作文練習を通して、そうした総合的な言語力を高めていきます。
・毎週、作文課題があります。G-フィロス(B1-221)を積極的に利用し、最低3回は、日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを受けてください。
<テキスト>
  1. アカデミック・ジャパニーズ研究会, 大学・大学院留学生の日本語4 論文作成編, アルク, ISBN:9784757405240
<参考書>
  1. アカデミック・ジャパニーズ研究会, 大学・大学院留学生の日本語3 論文読解編, アルク, ISBN:9784-7574-0523-3
<授業計画の概要>
上記の方針に基づき、受講生の理解度や必要性に応じた授業を行う。
1.ガイダンス
2.作文の基本
3.課題の提示
4.目的の提示
5.定義と分類
6.図表の提示
7.変化の形容
8.対比と比較
9.原因の考察
10.列挙
11.引用
12.同意と反論
13.帰結
14.結論の提示
15.総括評価・まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。