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授業科目名 情報処理及び実習
時間割番号 CDS004
担当教員名 鳥山 孝司/杉山 裕文
開講学期・曜日・時限 前期・月・I-2-II-2 単位数 2
<対象学生>
機械工学を学ぶ1・2年次生
<授業の目的>
本講義は,今後,社会において要求される「情報の調査・収集,処理およびその発信を行うための能力」,即ち,「情報リテラシー」を養うための科目である.本講義を通して機械工学科の学生として最低限身につけておくべき情報処理の基礎教養の修得を目標としている.講義の後半では,実験や調査などで得られるデータの活用法としてExcelを用いた基礎的なデータ処理の実習も行う.
<到達目標>  到達目標とは
1)Windowsの基本操作を覚えること.
2)日本語ワープロ,表計算ならびにプレゼンテーションソフトについて学習し,それらの使用法を修得することにより,機械工学科での今後の活用(レポート作成や発表などを指す)に役立てられるよう,これらの素養を身につけること.
3)Excelを用いたデータ処理(統計処理)の基礎を身につけること.
<授業の方法>
‐演習形式で授業を進める
‐情報リテラシーに関するオンラインテストを使用する
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業理解力,自発的勉学 
2試験:中間期 40  %授業理解力 
3小テスト/レポート 20  %授業理解力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
学生実験や卒業論文ではMS Officeの使い方の基礎を熟知しておく必要がある。また、その中で得られたデータを適切に処理する能力は必須であるため、1年次生のうちに本講義でそのの基礎を学んでおくことが望ましい。
<テキスト>
  1. 杉本くみ子、大澤栄子, 30時間アカデミック情報リテラシー Office2016, 実教出版, ISBN:978-4407340235
  2. 米谷学, 7日間集中講義! Excel統計学入門 <<データを見ただけで分析ができるようになるために>>, オーム社, ISBN:978-4-274-21888-0
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.コンピュータの概要および情報リテラシーについて
  コンピュータの基礎
   ・コンピュータの構成
   ・記憶装置
   ・インターネットの基礎
  Windowsの基本操作
   ・フォルダやファイルの管理
   ・文字の入力
  ネットワークと情報セキュリティ
  情報プレースメントテスト
2.Wordの基本操作その1
  moodleの操作
   ・課題提出方法
  Wordの基本操作
   ・文書の作成方法
   ・書式の変更
   ・印刷
   ・表の作成
3.Wordの基本操作その2
   ・文書の編集
   ・表現力をアップする
   ・長文作成をサポートする
4.Excelの基本操作その1
   ・表の作成
   ・オートフィル
   ・関数の使用方法
5.Excelの基本操作その2
   ・グラフと図形
   ・データの並び替え・抽出
6.PowerPointの基本操作・レポートの作成方法
  PowerPoint
   ・プレゼンテーションの作成
   ・図やオブジェクトの挿入と編集
  レポート作成方法
   ・文章の階層化
   ・ページ設定・スタイル
   ・目次・索引
7.中間評価と課題解説
8.Wordの応用及びデータ処理の演習その1
   ・Wordによる数式の記述方法
   ・Excelでの実験データの読み込み及び作図
   ・基本統計量
9.データ処理の演習その2
   ・推測統計学の基礎
   ・検定統計量
10.データ処理の演習その3
   ・相関・回帰分析の基礎
   ・無相関の検定
11.データ処理の演習その4
   ・重回帰分析の基礎
12.データ処理の演習その5
   ・時系列分析の基礎
   ・近似
   ・外挿
13.データ処理の演習その6
   ・判別分析の基礎
14.情報リテラシーの復習
15.総括評価・まとめ