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授業科目名 | 住まいの地方性 | ||||||||||||||||||
分類・系統 | ![]() ![]() | ||||||||||||||||||
時間割番号 | CAS004 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 田中 勝 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
受講人数制限あり(35名) | |||||||||||||||||||
<授業の目的> | |||||||||||||||||||
日本の住まいは地域の気候・風土、歴史、文化、生活様式などと深く関わりながら現在に至っている。歴史的町並みや集落の保存を目的とした重要伝統的建造物群保存地区は全国に118ヶ所あり、地区の個性や創意工夫を活かした持続可能な住まい・まちづくりが注目を集めている。この授業では山梨県を含む日本各地の多様な住まい(民家)を取り上げ、材料・構法、間取り、空間構成、住宅規模・水準、外観デザイン、住み方等にみる「地方性・地域性」の実態とその形成要因について理解する。また、各地の民家ペーパークラフトづくりやワークショップを通して地域の住文化や地域に根ざした住まいづくりへの理解を深める。 「地域課題・共通科目」及び「未来創造・共通科目」 |
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・講義、演習(ペーパークラフトづくり)、グループ活動等により、住まい(民家)にかかわる建築学、住居学、都市計画学等の基礎的事項を身につけ、地方性・地域性の視点から山梨県を含む日本各地の住まいについて深く理解し、各地の住まいの伝統文化とその多様性について説明することができること。 ・地域に根ざした住まい・まちづくりの観点から問題解決力を養い、目標に向けて具体的な方法論を展開することができること。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
前半部分はパワーポイント、DVD、プリント等を用いて講義形式で進める。数回の課題レポートを課す。後半部分では青森県、岐阜県、沖縄県、山梨県等を代表する民家をモデルとしたペーパークラフトづくりなどの演習やグループ活動(発表を含む)を行う。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
(1)建築学、住居学、小・中・高校の住教育に関心のある学生の受講を歓迎します。 (2)教材費(ペーパークラフト代、900円程度/人)がかかります。 (3)ペーパークラフト組立に必要な道具(カッターマット、カッターナイフ、はさみ、定規、接着剤、ピンセット等)は各自用意してください。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1.住まいの地方性・地域性とは何か。〔授業内容・方法等の説明〕 2.日本の住宅事情(1)〔住まいのキーナンバーから日本の住宅事情を読み解く〕 3.日本の住宅事情(2)〔住まいのキーナンバーから日本の住宅事情を読み解く〕【課題:住宅統計分析】 4.地域の住まいと住生活(1) 北海道など 5.地域の住まいと住生活(2) 富山県など 【課題:民家調査】 6.ペーパークラフトの制作(1) 7.ペーパークラフトの制作(2) 8.ペーパークラフトの制作(3) 9.地域の住まいと住生活(3) 青森県など 〔伝建地区などの取組と事例紹介を含む〕 10.地域の住まいと住生活(4) 岐阜県など 【課題:リーフレット作成】 11.地域の住まいと住生活(5) 沖縄県など 12.地域の住まいと住生活(6) 山梨県など 13.山梨の住まい〜甲斐の家プロジェクト及びエコハウスやまなし〜〔地域型木造住宅やエコハウス等の普及・啓発〕 14.古民家再生〔古民家再生の意義と事例紹介〕 15.地域の住まいと住生活(7) その他地域、課題作品の講評、授業のまとめ ※受講者の状況に合わせて授業内容・構成を変更することがあります。 |
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> | |||||||||||||||||||
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