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授業科目名 臨床心理学を学ぶ
分類・系統健康福祉 心身・芸術系
時間割番号 CAH021 B
担当教員名 川本 静香
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
臨床心理学の基礎(歴史・理論・技法)を学ぶことで、誰にでも起こりうる心の問題についての理解を深める。心の問題を抱えている人に対する支援のあり方について学ぶ。
<到達目標>  到達目標とは
臨床心理学の歴史・理論・技法に関する基本的な知識を獲得する。
心の問題に対する理解と、対人援助に必要な視野を獲得する。
<授業の方法>
Moodle上にアップロードした配布資料や動画によりオンデマンド型の授業を行います。また、適宜、zoomによる質問等の機会を設けます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 85  %臨床心理学の理論・技法に関する知識と、精神疾患等についてただしく理解しているかどうか。 
2受講態度 15  %講義に参加し、講義内容について一定の理解をしているかどうか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
日々を生活する中で誰にも起こりうる心の問題を臨床心理学の立場から考えます。また、臨床心理学の基礎となる理論と技法についても取り扱います。心の問題や、様々な困難を抱える人に対する支援について関心があり、主体的に学ぶ意欲のある学生の受講を期待します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 下山晴彦, これからの臨床心理学, 東京大学出版会, ISBN:978-4130151313
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション:オンライン授業の受け方について説明できる
2.臨床心理学とはなにか(1):臨床心理学とは何か、について説明できる
3.実践の基礎となる理論(1):精神分析理論について説明できる
4.実践の基礎となる理論(2):行動理論について説明できる
5.実践の基礎となる理論(3):人間性心理学について説明できる
6.実践の基礎となる理論(4):認知(行動)理論について説明できる
7.実践の基礎となる理論(5):コミュニティ心理学について説明できる
8.実践の基礎となる理論(6):家族理論について説明できる
9.アセスメントの方法について説明できる
10.事例から発達障害を学び、対応を提案できる
11.事例からうつ病を学び、対応を提案できる
12.事例から統合失調症を学び、対応を提案できる
13.事例から不安障害を学び、対応を提案できる
14.最終レポートのための個人作業
15.まとめ
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
臨床心理士として学校や病院で勤務してきた経験を踏まえ、授業を展開する。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。