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授業科目名 |
国語科教育学特論IA (本年度非開講) |
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時間割番号 | 542011A | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 齋藤 知也 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
大学院全学生対象 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
省察的実践者として国語科教育の現代的課題を解決するために、学習指導要領改訂をめぐる議論など最新の教育状況も踏まえつつ、文学教育が教育全体においてどのような意義をもつのかを考えていく。「いままでの文学教育」を徹底的に批判して、「これからの文学教育」とは何かを明らかにする。1、教材価値とは何か、2、文学作品は何処にあるのか、3、読みの動的過程は何処に向かうのか、4、作品の読み方はどうあるべきか、5、授業づくりをどのようにはかるのかについて明らかにしていく。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
1.文学教材の教材価値について具体的作品を基に解説できること。 2.文学教育及び国語科教育の歴史を把握し、その到達点と課題について説明できること。 3.文学教育が国語科教育及び学校教育全体においてどのような力を発揮しうるか、記述できること。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義と演習(毎回1教材1実践を取り上げます。) | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
文学教材を徹底的に読み直してみましょう。 前の週に資料は配付します。必ず読んできてください。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1. ガイダンス 2.文学教育についての歴史的考察−正解主義と正解主義批判 3.文学教育の問題の核心―作品はどこにあるか 4.文学教育における〈語り〉の問題 5.文学教育における《他者》の問題 6.具体的教材における〈教材価値〉 7.受講生の発表1―問題意識を提示する。 8.受講生の発表2―具体的教材における〈読み〉を発表する。 9.受講生の発表3―これまでの読まれ方(「作品論」)を整理する。 10.受講生の発表4―これまでの実践研究(「教材論」「授業実践」)を相対化する。 11.受講生の発表5―教材価値論と授業構想を提示する 12.授業者からの助言と議論―作品の読みに関して 13. 授業者からの助言と議論―教材価値論と授業構想について 14.受講生の発表6―助言と議論をうけとめて 15.まとめ |