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授業科目名
担当教員
学校制度・経営論
鴨川 明子/(     )
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TPT303 2 教員免許状関係科目 4 前期 II
[概要]
 教員を志望する学生にとってリアリティを持ちにくい教育制度・経営的事項の理解を深めるために、大学院の実務家教員や教育行政の実務に携わる指導主事等と連携しながら授業を行うのが、この授業の特色である。

 授業者がそれぞれの専門領域における制度的・経営的な問題を、教育改革の動向や文化的・社会的な背景を含みながら示すことで、受講する学生が幅広い知識を獲得するだけでなく、当該知識の重要性やその生かし方を主体的に考えることができるよう促す。
[具体的な達成目標]
 教育行政や学校現場におけるアクチュアルな問題に触れることを通して、学校制度・経営に関する知識獲得の重要性やその生かし方を考えることができる。
[必要知識・準備]
 山梨県総合教育センターの指導主事や教職大学院の実務家教員の先生方が、それぞれの専門領域について現場の実践をふまえた講義、演習を行う。
 
 毎回の授業の終わりに、学んだ内容を振り返る小レポートを課すため、適切な心がまえで臨んでください。

 教員免許取得予定の4年生の必修科目として、本学における教員養成の総まとめ的な意味合いをもつ重要科目です。

 毎回異なる講師が授業をするので、高い出席率と真剣な受講態度が求められます。

 2/3以上の出席が前提です。忌引き、教育実習、介護等体験実習、病気のみ所定の手続きを経て公欠として認めますが、それ以外の欠席は公欠とは認めません。また、虚偽の出席申告は厳格に対処します。正当な理由のない遅刻は出席とみなさない場合があります。具体的なルールについては初回の講義で伝えます。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %レポート試験 
2受講態度 50  %授業への積極的な参加と毎回の授業の終了時に書く小レポート 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 長島啓記編著, 『基礎から学ぶ比較教育学』, 学文社、2014年.
  2. 小島弘道編著, 『学校教育の基礎知識 全訂版』, 協同出版、2015年.
[講義項目]
担当教員がオリエンテーション、授業のまとめと評価を行い、教育実践総合センター教員、山梨県総合教育センター関係者等が毎回の授業を分担する。

毎回の授業内容(以下のテーマを主たるテーマとし、各回の担当者が講義を行う)

第1回:オリエンテーション・公教育機関としての学校とその制度・経営
第2回:学校教員になるために必須の法知識
第3回:義務教育政策の変遷:全国と山梨県
第4回:高校教育政策の変遷:全国と山梨県
第5回:近年の学力政策と重点課題:思考力・表現力の育成、「言語活動」など
第6回:学校におけるICT活用の促進
第7回:子どもの生活の変化と指導上の課題:いじめへの対応、校則、体力低下など
第8回:子どもの生活の変化と指導上の課題:特別なニーズを必要とする子どもへの対応
第9回:グローバル化する社会と学校教育
第10回:学校と地域の連携:地域内の諸機関との連携や地域住民や保護者の学校参画
第11回:学校の管理下で発生する事件・事故・災害への対応と安全教育
第12回:学級担任の子ども理解と効果的な指導のあり方
第13回:学校経営の実際:1年間の流れと重点課題
第14回:社会の変化と学校、教員、そして子どもの未来を考える
第15回:授業のまとめと振り返り
[教育方法]
 山梨県総合教育センターの指導主事や教職大学院の実務家教員の先生方が、それぞれの専門領域について現場の実践をふまえた講義、演習を行う。
 
 毎回の授業の終わりに、学んだ内容を振り返る小レポートを課す。 
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
 教員免許取得予定の4年生の必修科目として、本学における教員養成の総まとめ的な意味合いをもつ重要科目です。

 毎回異なる講師が授業をするので、高い出席率と真剣な受講態度が求められます。