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授業科目名
担当教員
加工学I
孕石 泰丈
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TME109 2 (未登録) 1 後期 III
[概要]
本講義では,「ものづくり」の根幹をなす各種の機械加工技術を中心として,工場測定,寸法公差などの周辺技術を含めて具体的に論述する.また山梨県内のものづくりについても紹介する.
※ COC地域志向型共通教育科目対象科目及びCOC+地域教養科目対象科目となります。
[具体的な達成目標]
1.機械工作に関して、除去加工・変形加工・付加加工について具体例を挙げ説明できる.
2.特に鋳造・塑性加工・溶接・切削・研削について、その加工法の特徴・理論について説明できる.
3.工作機械の原理を理解し,利用できる能力を身に付ける.
4.ものづくりに必要な測定法,寸法公差等を理解し応用できる能力を身につける.
[必要知識・準備]
「微分積分学I,II」と「基礎物理学I,II」に関しての基礎知識を修得しておくこと.
本科目は,設計・製造に必要不可欠な科目として位置付けられる.
本科目に続き,「加工学II」が開講されている.
これらの科目を履修する前提として,本科目の単位を取得することが望ましい.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %講義内容を十分に理解したかを評価の基準とする 
2試験:中間期 30  %講義前半の最重要項目について、試験により判定する 
3小テスト/レポート 30  %レポートあるいは小テストを課し、これを評価する 
[教科書]
  1. 平井三友、和田任弘、塚本晃久, 機械工作法 , コロナ社, ISBN:4339044814
[参考書]
  1. 奥山繁樹、宇根篤暢、由井明紀、鈴木浩文, 機械加工学の基礎, コロナ社, ISBN:978-4339046328
  2. 機械と工具, 日本工業出版,
    (雑誌)

  3. ツールエンジニア, 大河出版,
    (雑誌)
[講義項目]
1回目 ガイダンス(加工法概要)
2回目 鋳造(概要・鋳型・溶解炉)
3回目 鋳造(鋳造欠陥・鋳造用材料・特殊鋳造法)
4回目 塑性加工(概要・鍛造)
5回目 塑性加工(圧延・プレス加工・その他塑性加工)
6回目 溶接(概要・アーク溶接)
7回目 溶接(ガス溶接・その他の溶接)
8回目 溶接(溶接部の性質・溶接材料)
9回目 鋳造・塑性加工・溶接に関するテスト・解説
10回目 切削加工(概要・切削理論)
11回目 切削加工(各種工作機械による切削加工)
12回目 研削加工(概要・研削理論)
13回目 研削加工(研削砥石・各種研削加工)
14回目 精密加工・特殊加工および山梨県のものづくり
15回目 期末試験・総括評価
[教育方法]
1)基本的な事項は教科書を中心に説明する.
2)最近の加工技術や加工機について,専門雑誌より引用することで,理解を助ける.
3)講義項目毎にレポートあるいは小テストを課すことにより,理解を助ける.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
オフィスアワー:授業終了後、その他はメールで連絡してください