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授業科目名
担当教員
情報通信II
塙 雅典
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TEE311 2 (未登録) 3 後期 II
[概要]
情報通信I(時間割番号TEE305)で学んだディジタル通信理論の基礎を元に、さらに通信理論を掘り下げ、各種ディジタル通信方式についても学び、ディジタル通信システムの全体像を見通せるようになることを目的とする。誤り訂正符号の基礎、各種ディジタル通信方式などについても学ぶ。
[具体的な達成目標]
(ア)標本化信号のスペクトルを元に標本化定理について説明できる
(イ)パルス符号化変調の原理を説明できる
(ウ)PCM信号の伝送帯域幅とS/N比の交換について説明できる
(エ)各種伝送路符号化方式の利害得失を説明できる
(オ)様々な伝送路符号の電力スペクトル密度を求めることができる
(カ)ゼロISIのためのNyquist基準について説明できる
(キ)誤り検出・訂正の原理について説明できる
(ク)パリティチェック符号化について説明できる
(ケ)ハミング符号についてその動作を簡潔に説明できる
(コ)生成行列・検査行列・シンドロームなど,誤り訂正符号で用いられる用語を説明できる
[必要知識・準備]
情報通信Iの講義内容を完全に理解していることが必要である.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %具体的な達成目標の(ア)〜(コ)を達成しているか否かを評価する.講義の進捗に応じて対象となる達成目標と割合は変更されることがある. 
2試験:中間期 30  %具体的な達成目標の(ア)〜(オ)を達成しているか否かを評価する.講義の進捗に応じて対象となる達成目標と割合は変更されることがある. 
3小テスト/レポート 40  %事前学習動画の内容を理解したか否かを評価する.講義の進捗に応じて割合は変更されることがある. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. ラシィ B.P. (外山 昇 訳), 詳説 ディジタル・アナログ通信システム 基礎編, 丸善, 2005, ISBN:4621076345
[講義項目]
1. 情報通信Iの復習
2. 標本化定理(1)
3. 標本化定理(1)
4. パルス符号化変調
5. PCM信号の伝送帯域幅とS/N比
6. 伝送路符号化
7. 様々な伝送路符号のPSD
8. 前半のまとめと中間評価
9. 中間評価の解説
10. パルス整形
11. ゼロISIのためのNyquist基準
12. 加法性白色雑音通信路におけるビット誤り率の解析
13. 誤り訂正符号の基礎
14. TCP/IPの基礎
15. 後半のまとめと総括評価、評価の解説

通信システムを取り巻く最新の話題を適宜コラム的に紹介する。
[教育方法]
反転授業形式で実施する.授業前にオンラインビデオによる予習を求め,ノート作成の上で講義に望む.授業ではビデオの内容の確認,理解度を確認する演習・ディスカッション・プレゼンテーションを行う.ビデオ視聴中に講義資料の要点・疑問点をノートに記入しておき,授業中に要点の定着・疑問点の解消に努めること.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)