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授業科目名
担当教員
環境工学概論
金子 栄廣/森 一博/遠山 忠/原本 英司/中村 高志/八重樫 咲子
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCE221 2 (未登録) 2 前期 IV
[概要]
 私たちは環境から恩恵を受けると同時に,環境に対し影響を及ぼしながら様々な活動を行っています。その中で,土木環境工学は人間と自然が共生する社会作りを目指しています。
 環境は身の回りから地球規模まで様々な広がりを持ち,その対象も水,大気,土壌,騒音,振動,廃棄物など様々な側面を持っています。したがって,この環境の特性について広く正しい知識を持つと同時に,それが抱える問題を理解しこれを解決する手段を提案できる能力が土木環境技術者には求められます。
 この授業では,都市環境を中心に各環境側面についての広い基礎知識を習得するとともに,それぞれが抱えている問題とその解決策の動向について学びます。
[具体的な達成目標]
1.地球環境問題について基本事項を理解し,説明できる。
2.自然環境の基本特性を理解し,説明できる。
3.都市環境の各側面に関する基本事項を理解し,説明できる。
4.建設活動と環境との関わりについて基本的な事項を理解し,説明できる。
[必要知識・準備]
必要知識:特に必要ありません。
準  備:授業前に教科書の該当部分を読み疑問点を明らかにしておくこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %講義項目8〜13の達成度 
2試験:中間期 40  %講義項目1〜6の達成度 
3小テスト/レポート 20  %各回の学習への取組態度と達成度 
[教科書]
  1. 羽田守夫,江成敬次郎, 環境工学(建設工学シリーズ), 森北出版(株), ISBN:978-4-627-40681-0
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.地球環境−1
2.地球環境−2
3.自然環境とその特性−1
4.自然環境とその特性−2
5.都市環境(大気環境)
6.都市環境(土壌環境)
7.前半評価・総括
8.都市環境(水環境)−1 水の化学
9.都市環境(水環境)−2 水質基準
10.都市環境(水環境)−3 水質基準項目各論
11.都市環境(水環境)−4 水質管理の技術
12.都市環境(廃棄物)
13.建設活動と環境
14.後半評価・総括
15.全体の総括と総評

予習:あらかじめ教科書の該当部分を読み、疑問点を明らかにしておくこと。
復習:学習した内容について教科書、ノート、資料を見直し、レポートが課された場合にはこれに取り組むこと。
[教育方法]
1.複数教員によるオムニバス形式で授業を行います。
2.授業は講義が主体ですが,予習を促すために事前課題を課す場合や,復習を促すためにレポートを課す場合があります。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
[その他]
本授業科目の位置づけは以下の通りです。
土木環境デザイン・エンジニアリングデザイン入門→【環境工学概論】→衛生工学及び演習・環境生態学→環境工学実験・水処理工学・廃棄物管理工学→環境生物学