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授業科目名
担当教員
結晶科学
熊田 伸弘
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAM316 2 (未登録) 3 後期 I
[概要]
物質の多くは結晶質であるが、結晶質であることを認識することはほとんどない。結晶とは何かという基礎を学び、その対称性やX線との相互作用や物質の性質との関連性について理解する。
※ 本授業科目は、「COCコース別専門科目」
[具体的な達成目標]
結晶における対称性やX線との相互作用や物質の性質との関連性について説明できる。
簡単な結晶構造を平面上に描画できる。
[必要知識・準備]
基礎化学、基礎物理を理解しているとこが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %理解度 
2試験:中間期 25  %理解度 
3小テスト/レポート 30  %習熟度 
4受講態度 10  %講義中の質問に対する回答 
5発表/表現等 10  %講義中の質問に対する回答 
[教科書]
  1. 掛川一幸・熊田伸弘・伊熊泰郎・山村 博・田中 功, 結晶化学, みみずく舎, ISBN:978-4-87211-921-3
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1回 結晶のなりたち 身の回りの物質について結晶質と非晶質について区別できるように理解する。
2回 金属結晶 金属結晶の最密充填についてピンポン玉を用いて理解する。
3回 金属結晶 金属結晶の立方最密充填と六方最密充填の違いについてピンポン玉を用いて説明できる。
4回 無機結晶の種類と分類 塩化ナトリウム結晶について理解し、その結合様式や性質との関連性について説明できる。
5回 無機結晶の種類と分類 種々の無機結晶について理解し、その結合様式や性質との関連性について説明できる。
6回 固体の状態変化 水を例にしてその状態変化、結晶構造および性質との関連について理解する。
7回 イオン結晶の特性 イオン結晶の特性を説明するためのポーリング則について説明できるようにする。
8回 中間試験 1〜7回目までの理解度の確認
9回 結晶構造の表示法 単位格子およびブラべー格子を理解する。
10回 結晶構造の表示法 ミラー指数を理解する。
11回 X線の発生 X線の発生と物質との相互作用を理解する。
12回 X線回折 X線回折現象を理解する。
13回 粉末X線回折 粉末X線回折を理解する。
14回 結晶構造解析 粉末X線回折の指数付を理解する。
15回 期末試験 本講義の理解度の確認
[教育方法]
毎回小テストを行って習熟度を確認します。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)