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授業科目名 臨床疫学実験
時間割番号 PDM840
担当教員名 横道 洋司
開講学期・曜日・時限 通期・(未登録)・(未登録) 単位数 8
<対象学生>
博士課程医学専攻
<授業の目的および概要>
臨床に即した疫学研究を行う。将来自ら疫学研究が行えるようになる為に、調査を行い、実際に得られたデータを分析し、報告する為の知識と技術を身に付ける。
<到達目標>
1. 臨床上の疑問を解決する課題を自ら設定し、その為の疫学調査ができること
2. 調査結果を分析可能な電子データに変換できること
3. 電子データを分析する為、適切な情報を取捨選択することができること
4. データを分析し、他人に伝わるよう、代表値(平均値, 中央値, 標準偏差, 標準誤差)により数理的に表現することができること
5. 統計学的手法を用いて、自らの疑問に答える為の分析ができること
6. 過去の文献学的知識から多面的・客観的に捉え、その文脈上で分析結果の持つ意味の解釈ができること
7. 学術的な文書として報告書にまとめられること
8. プレゼンテーションにより、自らの分析結果を他者が分かるように伝えられること
<授業の方法>
講義、疫学の教科書、他の研究者の発表を通して学習する。実際に自ら設定した臨床上の疑問を解決する一連の作業を通じて、疫学の方法論と報告の仕方を学ぶ。随時、グループディスカッションを行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %レポート:過去の文献の持つ意味を理解し、それを学術的な言葉で伝えられること 
2受講態度 25  %疫学の基本的な考え方を自ら積極的に学び、課題を見付けられること 
3発表/表現等 25  %他人が理解できるよう、自分の分析結果を伝えられるようになること 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
疫学、統計学、ご自身の専門分野についての知識を深められるよう、努力してください。
<テキスト>
  1. 中村好一, 基礎から学ぶ楽しい疫学第3版, 医学書院, ISBN:978-4260016698
  2. 中村好一, 論文を正しく読み書くためのやさしい統計学 改訂第3版, 診断と治療社
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
講義とディスカッションを行いながら、到達目標に掲げた1-8を進める。