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授業科目名 観光産業論
時間割番号 LST222
担当教員名 田中 敦
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
観光産業は、21世紀のリーディング産業として一層その存在感を増してきている。訪日観光客数はこの5年間で約3倍の年間3119万人を達成した。他方、産業界においてはICT、IOTといった技術革新やOTA(オンライントラベルエージェント)の発展、民泊など新たなサービスの登場等大きな変革を迎えるとともに、生産性の低さなど数々の課題も浮き彫りとなってきている。この授業では、観光産業の全体像を俯瞰しやすく消費者(=観光客)の視点でビジネスを行なっている総合旅行産業の視点から、観光産業の特徴と課題、今後の方向について一緒に考えて理解する。
※本科目は、「COC+ツーリズムコース専門科目」である。
<到達目標>
・観光ビジネス全般や観光経営の特徴や課題、展開について理解し、基礎的な専門知識を用いて説明できる
・各種情報の収集、および編集・分析方法を理解し、発表、メモ、レポートなど適確なアウトプットが作成できる。
<授業の方法>
・観光産業界出身の担当教員によるレクチャー
・観光産業の現場で活躍されているゲストや専門家とのコラボレーション授業
・学生によるディスカッション、グループリサーチ、プレゼンテーション
 
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %レポート 
2試験:中間期 25  %レポート 
3受講態度 20  %事前学習、リアクションペーパー、授業への貢献 
4発表/表現等 20  %授業内でのグループワークでの発表、プレゼンテーション 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・AL.PBLなど一方的な講義だけではなく、学生参加型の授業を中心に行います。
・各自での事前学習や授業時間以外でのグループワークの時間が必要となります。
・授業の効果的な進行やゲストのスケジュールの関係で授業の順番や内容を変更する場合があります。
<テキスト>
  1. 立教大学観光学部旅行産業研究会 編著, 旅行産業論, 公益財団法人 日本交通公社, ISBN:978-4-902927-81-8
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1講 イントロダクション
第2講 日本の旅行業のビジネスモデル 第3講 日本の旅行業の変遷と旅行業法 
第3講 グローバルレベルでのツーリズムの潮流 1
第4請 グローバルレベルでのツーリズムの潮流 2
第5講 旅行会社のビジネス展開(1)★
第6講 旅行会社のビジネス展開(2) 
第7講 中間まとめ
第8講 クルーズビジネス★
第9講  BtoBとMICEビジネス1
第10講 BtoBとMICEビジネス2
第11講 DMOとDMC1
第12講 DMOとDMC2
第13講 旅行産業の新たなビジネスモデルと事業戦略 ★
第14講 今後の旅行産業の展開 
第15講 まとめ
(★はゲストとのコラボレーション授業を予定)

※なお、授業の内容や順番、構成はゲストのスケジュートピックスなどで変更となる場合があります。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は旅行会社および観光系シンクタンクの出身者である。