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授業科目名 食品製造学
時間割番号 LFS212
担当教員名 谷本 守正/舟根 和美
開講学期・曜日・時限 前期・金・I 単位数 2
<対象学生>
地域食物科学科、地域社会システム科学科
<授業の目的および概要>
食品製造に必要な基礎的・基本的な知識と技術を習得する。食品の特性と加工の原理を製造工程と関連づけて理解するとともに、品質と生産性の向上を図るための知識を習得する。山梨や地域食品に関しても、習得する 。
※ 本授業科目は、「COCコース別専門科目」
<到達目標>
1)食品の製造方法について理解し、原料から加工、製品まで大きな流れを体系的に説明できる。
2)食品の基本的製造技術を習得する。
3)食品の特性と製造工程を関連付けられる。
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。講義内容の基本的理解度を評価する。 
2小テスト/レポート 20  %習熟度を見る小テストを行う。 
3受講態度 30  %小テスト、質問への返答によって評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
自ら積極的に学び取ることを推進したい。
<テキスト>
  1. 高野克己 他, 食品加工技術概論, 恒星社厚生閣, ISBN:9784769910886
<参考書>
  1. 食べ物と健康, 南江堂
<授業計画の概要>
第1回:オリエンテーション(ヒトと食べ物、食品(食物)とは)
第2回:食品製造の意義
第3回:食品のおいしさと食品の開発
第4回:畜肉加工食品1 (乳・牛乳類など)
第5回:畜肉加工食品2 (乳製品など)
第6回:畜肉加工食品3 (乳・乳製品利用食品など)
第7回:畜肉加工食品4 (肉製品、卵製品など)
第8回:農産加工食品1 (穀類製品、豆類製品、イモ類製品など)
第9回:農産加工食品2 (果実製品など)
第10回:農産加工食品3 (野菜製品、きのこ類製品など)
第11回:水産加工食品1 (水産物の加工、水産物の冷蔵・冷凍、水産物の乾燥品、水産物の塩蔵品など)
第12回:水産加工食品2 (水産練り製品、水産物の缶詰・瓶詰、海藻由来の多糖類の利用など)
第13回:発酵食品(発酵食品と微生物、味噌、醤油、納豆、アルコール飲料、食酢などなど),その他加工食品(調味料・香辛料・嗜好食品、油脂類)、地域食品製造 
第14回:食品添加物,食品の表示と法規
第15回:総括・まとめ
1回〜7回 谷本 8回〜14回 舟根 15回谷本・舟根
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は、食品企業や公的研究機関において、研究・開発の実務経験があり、実際の事例を取り上げながら、食品製造学を講ずる。