山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 植物生態学
時間割番号 LEV355
担当教員名 黄瀬 佳之
開講学期・曜日・時限 後期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
植物生態学とは植物と環境との相互作用を究明する学問である。植物は動物とは異なり移動ができないため、様々な環境に巧みに応答・順化・適応して生きている。本講義では、そうした植物の生存の仕組みを植物の形態・生理学的観点から理解することを目的とする。さらに、これまでの研究成果が環境問題や人間社会にどのように還元されているかについて最新の知見を学ぶ。
<到達目標>
・植物が多様な環境下でどのように生きているかを説明できる。
・植物と環境問題や人間社会との関わりについて考えることができる。
<授業の方法>
・講義形式
・一部演習あり
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %講義内容の理解度や論理的思考能力を問う。 
2受講態度 30  %積極的な発言・質問や、リアクションペーパーによる講義内容の理解度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
質問は随時受け付けます。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 甲山 隆司 他, 植物生態学 -Plant Ecology-, 朝倉書店, ISBN:978-4-254-17119-8
  2. 菊沢 喜八郎, 葉の寿命の生態学 -個葉から生態系へ-, 共立出版, ISBN:4-320-05640-X
  3. 寺島 一郎, 植物の生態 -生理機能を中心に-, 裳華房, ISBN:978-4-7853-5855-6
<授業計画の概要>
第1回:植物生態学とは?
第2回:機能型分類と生活史
第3回:光合成と呼吸(1) -個葉レベル-
第4回:光合成と呼吸(2) -個葉レベル-
第5回:光合成と呼吸(3) -個体レベル-
第6回:光資源の獲得
第7回:水分資源の獲得
第8回:養分資源の獲得
第9回:成長と資源分配
第10回:個体間相互作用
第11回:植物と生態系
第12回:植物と環境問題(1)
第13回:植物と環境問題(2)
第14回:植物と環境問題(3)
第15回:総括評価