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授業科目名 看護研究方法論
時間割番号 GNC506 A
担当教員名 浅川 和美
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
医工農学看護学専攻
<授業の目的および概要>
多様な看護事象を解明し、看護実践に有用な理論構築にむけた研究能力修得のために、本講義では、研究の構成要素と研究過程を理解し、文献検索、文献検討、研究計画を企画するための基礎的能力を習得する。
<到達目標>
看護師が卓越した看護実践を行ない、専門知識と技術の向上を図るうえで必要とする現象を科学的に分析する技法、および現象を論理的に記述する手法を、看護研究法を通じて学習する。
<授業の方法>
講義とディスカッション、発表
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %計画書・文献レビューなど 
2発表/表現等 50  %講義準備、発言 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
クラスメート同士で有意義なセッションをするためには、個々の準備が不可欠です。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. バーンズ&グローブ著、黒田裕子ほか訳, 看護研究入門第7版, エルゼピアジャパン
  2. 看護研究, ポーリット著、近藤潤子訳, 医学書院
  3. 黒田裕子, 黒田裕子の看護研究 STEP BY STEP 第5版, 医学書院
  4. 宮川みやえ, 研究手法別のチェックシートで学ぶ よくわかる看護研究論文のクリティーク, 日看協
<授業計画の概要>
回 日程 内 容
1 4/17 授業概要、研究過程の理解(1)研究課題と研究目的について
2 4/24 文献検索における図書館の活用(情報科学室)
3 5/8 関連文献のレビュー・文献クリティーク
4 5/14 修士論文中間発表会
5 5/22 量的研究デザイン:仮説立案,研究変数,データ収集方法,
6 5/29 質的研究デザインによる研究方法:データ収集・分析
7 6/5 *自己の研究課題についての自由討議
8 6/12 *自己の研究課題についての自由討議
9 6/19 研究設計:質的記述的研究(データ収集と分析)
10 6/26 研究設計:調査研究(標本抽出、変数の測定、データ収集・分析)
11 7/3 研究設計:実験研究・生理学的測定
12 7/10 研究設計:介入研究(無作為化比較試験)
13 7/17 研究設計:成果研究
14 7/24 *自己の研究計画書のアウトライン発表と討議
15 7/31 *自己の研究計画書のアウトライン発表と討議