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授業科目名 異文化理解II
時間割番号 EEL332
担当教員名 奥村 直史
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
歴史的に日本がどのように欧米の文化を受容してきたかを学び、異文化を受け入れるときの困難や軋轢を検討し、現在の状況と課題を理解する。
<到達目標>
急速にグローバル化しつつある状況下での異文化理解の重要性を把握し、英語が使われている国々の多用な文化を理解するとともに、異文化を持つ人々とのコミュニケーションを図る知見を身につけ中学校および高等学校における英語の授業に活用することができる。
<授業の方法>
演習形式。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %正確な理解および内容と形式 
2受講態度 20  %積極的授業参加 
3発表/表現等 30  %準備の度合いと発表内容 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎回出席することを原則とする。
<テキスト>
  1. 配布資料
<参考書>
  1. 樋口章信, 『<民・魂・音>から見たアメリカ―合衆国の異文化理解』, 英宝社, ISBN:978-4-269-16043-9
<授業計画の概要>
第1回: オリエンテーション:グローバル化の現状と異文化コミュニケーションの必要性
第2回: 明治時代の文明開化と異文化コミュニケーションの課題
第3回: 明治時代の近代化と現代における異文化コミュニケーションの課題比較
第4回: ラフカディオ・ハーンの異文化体験:アイルランドの歴史・社会・文化について
第5回: ラフカディオ・ハーンの英語教育
第6回: ラフカディオ・ハーンにおける日本文化の受容
第7回: 夏目漱石の国費イギリス留学と異文化体験:イギリスの歴史・社会・文化について
第8回: 明治近代化政策における夏目漱石の不愉快
第9回: 現代における異文化コミュニケーションの現状と課題
第10回:リチャード・ブローティガンの異文化受容:アメリカの歴史・社会・文化について
第11回:ボディー・ランゲージによる異文化コミュニケーション
第12回:山梨大学外国人留学生との異文化交流
第13回:異文化交流体験の意義について
第14回:受講者のレポート草稿発表(1)主題について
第15回:受講者のレポート草稿発表(2)論旨の展開について