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授業科目名 アメリカ文学史
時間割番号 EEL212
担当教員名 奥村 直史
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
アメリカの代表的な文学作品を建国期から年代順に読み、それぞれの時代背景や多様な文化、重要な社会事象を知り、それぞれのアメリカ文学作品についての理解を深める。
<到達目標>
アメリカの代表的文学作品を読み、作品が書かれた時代背景や文化を把握するとともに、文学に用いられる英語表現を理解して、中学校および高等学校における英語の授業に応用することができる。
<授業の方法>
演習形式で授業を進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %授業で取り組んだ内容に基づいて理解度を評価する 
2受講態度 20  %積極的授業参加 
3発表/表現等 30  %アメリカ作家の作品に関する発表内容 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎回出席することを原則とする。
<テキスト>
  1. 板橋好枝 他編著, はじめて学ぶアメリカ文学史, ミネルヴァ書房, ISBN:462302105X
<参考書>
  1. デイヴィッド・ロッジ, 『小説の技巧』, 白水社, ISBN:978-4-560-04634-0
<授業計画の概要>
第1回: オリエンテーション:アメリカ建国の背景
第2回:植民地時代の状況および文学:自叙伝という表現方法(フランクリン)
第3回: 独立期の国家および文学:短編小説という表現方法(アーヴィング)
第4回:アメリカ・ルネッサンス(1):知的独立宣言、エッセイという表現方法(エマソン)
第5回:アメリカ・ルネッサンス(2):ゴシック小説という表現方法(ポー)
第6回:アメリカ・ルネッサンス(3):超越主義者の表現方法(ホーソーンとメルヴィル)
第7回:フロンティアとアメリカン・ドリームという文化
第8回:19世紀後半:リアリズムという表現方法(トウェイン)
第9回:奴隷制とアメリカ南部の文化について
第10回:ロスト・ジェネレーション(1)モダニズムの表現方法(ヘミングウェイ)
第11回:ロスト・ジェネレーション(2)アメリカン・ドリームの崩壊(フィッツジェラルド)
第12回:大衆文化と大衆消費社会の出現
第13回:第2次大戦後の社会と文学:マッカーシズムとユダヤ系作家(サリンジャー)
第14回:公民権運動と演説という表現方法:キング牧師の “I have a dream”
第15回:現代のアメリカ社会と文学:多文化主義について