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授業科目名 保育内容(ことば)
時間割番号 EEI243
担当教員名 大野 歩
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
領域「言葉」のねらいや内容を、乳幼児期における言葉の発達の実態に即して理解する。また、乳幼児期の子どもの内なる言葉を理解するとともに、言葉を使って表現する力を育むための支援を考える。さらには、文化財を用いた保育実践を構想して模擬保育へ取り組みながら、理論と実践への深い理解を育むことを目的とする。
<到達目標>
1. 領域「言葉」のねらい及び内容について、背景となる専門領域と関連させて理解する。
2. 乳幼児期における言葉の発達過程とともに、言葉の持つ意義と機能の基本を理解する。
3. 乳幼児の言葉に対する豊かな感性を育む保育実践を構想する。
<授業の方法>
授業は講義形式で実施することを基本としますが、絵本、紙芝居、人形劇といった「ことば」を基本にした表現に学生自身がとりくむ内容も組み込んでいきます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %授業レポートとまとめのレポート 
2受講態度 30  %講義や模擬保育・討議への能動的姿勢を評価します 
3発表/表現等 30  %課題に対するプレゼンテーションの内容を評価します 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
前半は子どもと絵本に関する授業が中心ですが、自分自身が出会った絵本・児童文学について思い出しながら、参加して下さい。授業の途中で、それらを発表してもらう日も作りたいと考えています。
<テキスト>
  1. 文部科学省, 幼稚園教育要領解説, フレーベル館, ISBN:9784577815575
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.乳幼児期における保育・教育の基本的理解
2.保育内容の構成と内容?:保育内容の変遷
3.保育内容の構成と内容?:5領域のねらいと内容
4.保育内容の構成と内容?:教育課程の編成と保育指導計画
5.保育内容の構成と内容?:乳幼児期における学びの構造と保育評価
6.乳幼児期における発達・学びの特性と保育内容?:3歳未満児保育への理解(情報機器及び教材の活用を含む。)
7.乳幼児期における発達・学びの特性と保育内容?:3歳児保育を事例に(情報機器及び教材の活用を含む。)
8.乳幼児期における発達・学びの特性と保育内容?:4歳児保育を事例に(情報機器及び教材の活用を含む。)
9.乳幼児期における発達・学びの特性と保育内容?:5歳児保育を事例に(情報機器及び教材の活用を含む。)
10.現代における保育・幼児教育の実践的課題?:小学校の教科との関連
11.現代における保育・幼児教育の実践的課題?:子育て・親育ち支援
12.現代における保育・幼児教育の実践的課題?:保育相談
13.多様化する保育ニーズと今後の展開?:配慮を要する子どもへの保育?子ども理解と理論編
14.多様化する保育ニーズと今後の展開?:配慮を要する子どもへの保育?実践事例編
15.多様化する保育ニーズと今後の展開?:配慮を要する子どもへの保育?事例討議編