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授業科目名 スペイン語中級I
時間割番号 CSM201
担当教員名 渡邉 暁
開講学期・曜日・時限 前期・月・I 単位数 2
<対象学生>
<授業の目的>
スペイン語の文法を動詞の時制を中心に一通りマスターすることを目標とします。活用をすべて暗記するのは大変ですが、少なくともそれぞれの時制がどのような意味を持つのか、を理解して下さい。また、初級に引き続き、スペイン語圏の社会や文化についても折に触れて扱っていきたいと思っています。なお、受講生の顔触れにもよりますが、できればこの前期の授業で文法事項を一通り終わらせてしまい、後期をラテンアメリカ作家による平易な作品の講読にあてたいと思っています。
<到達目標>  到達目標とは
「異文化理解と外国語リテラシー」
スペイン語の基礎を学ぶと共に、スペイン語圏の文化や社会について知ることで、学生の皆さんに異文化に対する知識や理解を深めていただくことを目指します。
<授業の方法>
1-2回の授業で、スペイン語のひとつの時制について扱っていきます。日程のところに列記しておきますが、スペイン語には点過去形・線過去形・未来形・過去未来形・現在完了形など、さまざまな時制があるので、それぞれの用法について、その基本的な意味から応用までを学んでいってもらいます。また、機会があれば初級の授業同様、映像や音声も取り入れていきたいと思っておりますので、みなさんからもリクエストをよろしくお願いいたします。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %期末テストで知識の定着状況を判断します。 
2小テスト/レポート 25  %動詞の活用など、知識の定着を適宜確認していきます。 
3受講態度 25  %少人数クラスとなることが予想されるので、出席や授業態度も重視します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
医学部の忙しい授業の中、スペイン語の中級をとって下さる方のやる気に、まずは敬意を表します。スペイン語の文法の要はやはり、時制の勉強です。活用をすべて覚えられなくても、それぞれの時制の違いを理解するところまでは、がんばって到達してほしいと思います。
<テキスト>
  1. 二宮 哲, スペイン語文法の要点, 朝日出版社, ISBN:978-4255550657
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション・中級の授業の概要について
第2回 現在形の復習
第3回 gustar型動詞の復習と再帰動詞
第4回 冠詞・語順・比較
第5回 現在完了形
第6回 点過去形
第7回 線過去形
第8回 過去に関する時制の違いについて
第9回 未来形
第10回 過去未来形
第11回 接続法現在
第12回 命令形
第13回 接続法過去
第14回 前期の総復習
第15回 期末テストと解説
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
実務経験、と呼べるかどうかわかりませんが、翻訳や通訳のアルバイトは以前はかなりたくさんやりました。一つだけ自慢させて頂くと、私がスペイン語に翻訳したNHKの「生き物地球紀行」(ダーウィンが来た!の前身)の特別番組が、ガラパゴス諸島の資料館に永久保存されています。また、私は教員としては実務家ですので、そんな「実務」を実践するにあたっての心構えなども、学生の皆さんにお伝えして行ければと思っています。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。