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授業科目名 生命科学演習
分類・系統健康福祉 科学系
時間割番号 CAH007
担当教員名 川原 敦雄
開講学期・曜日・時限 後期・火・V-VI 単位数 2
<対象学生>
医学科
<授業の目的>
本科目は、現代の医学・生命科学の現状を把握して、受講者が調査課題を設定し、調査した内容を発表する。受講者が発表内容に関して議論・討論することにより生命科学の理解を深めることを目的とする。そのため、学生による課題調査および発表が中心となる。発表課題は生命科学、医療科学(技術)など広い生命科学分野を対象にする。この講義では、医学科教育プログラムの科学的思考や医学知識と問題対応能力の習得を目指している。
<到達目標>  到達目標とは
本科目の到達目標は、(1)生命科学における課題を選定できること、(2)生命科学課題を調査し、発表スライドを作成することができること、(3)生命科学課題を発表し、議論することができるようになることである。この過程で、科学的思考及び医学知識と問題対応能力を身に付けることを目指す。
<授業の方法>
調査課題の設定に関しては、受講者と話し合いことで重複となることを避ける。課題調査、発表及び討論が中心になるため、少人数で開講する。そのため、医学科の学生に制限している。また、単位取得には積極的講義参加および事前調査が必須となるので、それを理解して参加することを望む。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %作成した発表スライドをまとめたものを発表レポートとして評価する。 
2受講態度 20  %講義に出席し、課題発表者への積極的な意見発言を評価する。 
3発表/表現等 40  %課題選択及び発表が、論理的にわかりやすく行えるか、また、発表内容に偏りがなく総合的な客観的結論であることを評価基準とする。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
本科目は、受講者の講義参加意欲を評価する。そのため、講義に出席し議論に参加することを評価基準とし、受動的履修態度は評価しない。発表準備に時間が必要となるので、発表資料の内容を評価する。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. R.H.R.アンホルト, 理系のための口頭発表術, ブルーバックス, ISBN:4062575841,
    (購入する必要はない)
<授業計画の概要>
第1回と第2回で生命科学研究の現状を紹介し、受講者が担当する課題を分析し、調査課題と調査(発表)担当を決めます。
第3回からは、課題発表、討論、問題点(再調査課題)提起を順次行っていきます。
毎回の発表、発言を評価するとともに、最終回には、総合的な討論を行い発表能力、分析能力の上達を評価します。授業日は、それぞれの実習日程などから変更する場合があります。

第1回 生命科学・医学・医療技術の現状(1)
第2回 生命科学・医学・医療技術の現状(2)
第3回 生命科学研究:担当者による発表
第4回 生命科学研究:担当者による発表
第5回 生命科学研究:担当者による発表
第6回 生命科学研究:担当者による発表
第7回 生命科学研究:担当者による発表
第8回 総合討論1
第9回 医学研究:担当者による発表
第10回 医学研究:担当者による発表
第11回 医学研究:担当者による発表
第12回 医学研究:担当者による発表
第13回 医学研究:担当者による発表
第14回 医学研究:担当者による発表
第15回 総合討論2
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。