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授業科目名
指導教員
植物分子細胞生物学特論
鈴木 俊二
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
418372 2 環境社会創生工学専攻 1 後期 II
[概要と目標]
生命の基本単位である細胞の構造と機能を分子レベルを理解する。その後、植物の生命活動に関わる遺伝子発現、分化、代謝、環境ストレスに対する反応を身に付ける。植物に関わる最先端の分子細胞生物学研究を随時紹介し、それらの知識や技術がどのような分野で、どのように活用されるのか、などの知識を身に付ける。
[到達目標]
植物を有効利用したバイオテクノロジーの専門的基礎知識とその応用方法について説明することができる。
[専攻の目標と講義の目標との関連性]
専攻の目標は、人と自然とのバランスの取れた環境社会を創生するために、「新たな知の創造のための教育」と「それに貢献できる人材の養成」を実現することである。本講義は最先端の植物科学を学ぶことにより、社会基盤の基本要素としての自然環境(植物)の重要性を認識し、自然環境に寄与する技術の発展と応用に関する教育を行い、それに貢献できる人材を養成する。
[必要知識・準備]
植物、動物、微生物を問わず、分子生物学の知識を持っていることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %課題に対するレポートを評価の対象とする。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. Lincoln Taiz, Plant Physiology: International Edition, Sinauer Associates Inc, ISBN:0878935657
  2. B. Alberts, A. Johnson, J. Lewis, M. Raff, K. Roberts, Molecular Biology of the Cell, 4th Edition, Garland Pub, ISBN:0815332181
[講義項目]
植物細胞の構造と機能
 1. 細胞の構造とオルガネラ
 2. 細胞壁
植物細胞の活動
 3. 細胞周期
4. 細胞内シグナル伝達
5. 植物ホルモンによる制御
エネルギーの流れ
 6. 光合成と呼吸
 7. 糖質の代謝
環境ストレスに対する反応
 8. 病原体に対する応答
9. その他の環境ストレスに対する応答
植物の分子育種
10. 植物の育種技術
11. 遺伝子組換え技術
12. 遺伝子組換え植物の応用例
13. 植物バイオテクノロジーの現状と今後
14. 最新の研究動向

15. 評価:総括・まとめ