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授業科目名 山岳地形海外野外実験
時間割番号 GLS529
担当教員名 松岡 憲知(山岳筑)/池田 敦(山岳筑)
開講学期・曜日・時限 前期・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
海外の山岳地域における地形の形成過程とそれに影響を及ぼす気象・水文条件,さらには地形と植生の関係,雪氷・地盤災害,山岳地域での人間活動について実地で調査し,山岳地域の環境変動を地球規模で理解する。
<到達目標>
日本の山岳と異なる自然条件にある海外の山岳地域の地形を中心として,山岳の自然現象に関する理解を拡大する。<BR><BR>日本と海外の山岳地域における地形の形成過程とそれに影響を及ぼす気象・水文条件,さらには地形と植生の関係,雪氷・地盤災害,山岳を利用した人間活動について比較することにより,山岳の自然・防災・利用・保護に関する理解を深める。
<授業の方法>
実習・実験・実技<BR>開講できる年度とできない年度あり。年度初めに開講の有無について連絡する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %レポートおよび実習への参加状況 
2受講態度 50  %レポートおよび実習への参加状況 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
【重要】授業内容や成績評価の方法、日程等については変更の可能性があります。最新の情報については、開講大学のシラバスまたは講義担当教員に問い合わせて確認してください。<BR><BR><BR><BR>履修条件:山岳地形学ないし極域地形学を履修していること,海外旅行保険への加入<BR><BR>授業外における学習方法:指定した文献の読破,対象となる地形の事前学習<BR><BR><BR>オフィスアワー 月・水・金 8:00-9:30<BR>        総A202 matsuoka at geoenv.tsukuba.ac.jp<BR><BR>受講生に望むこと<BR><BR>連日山岳地域を歩き回る体力・持久力を鍛える<BR><BR>欠席の場合の措置:なし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
今年度はスイスアルプスを対象に,6日間の実習を行う。事前に当該地域に関する実習を行う。<BR>(1) 事前実習(出発前):地形図分析,空中写真判読,オリエンテーション <BR>(2) イントロダクション(集合日):実習の概要説明,行動ルート沿いの地形図判読 <BR>(3) Morteratsch氷河:温暖化による氷河の後退,氷河消耗域等の観察 <BR>(4) Corvatsch山域:氷河涵養域,岩盤崩壊,岩石氷河等の観察 <BR>(5) Muragl山域:岩石氷河,地すべり,永久凍土の融解,土石流・雪崩防止対策等の観察 <BR>(6) Corviglia山域:周氷河作用(ソリフラクション,永久凍土クリープ等)の観測,植生,放牧 <BR>(7) Unterengadinの国立公園:スイスにおける国立公園の意義・利用・地形と植生の観察