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授業科目名  ドイツ語中級I(総合)
時間割番号 062121E
担当教員名 野口 健 
開講学期・曜日・時限 前期・月・I 単位数 2
<対象学生>
医学部
<授業の目的および概要>
英語で書かれている医学書を見る機会は、この先、非常に多いことと思われますが、それがドイツ語になった場合、いったいどのような表現が適応されているのかということに興味を覚える学生も多いのではないかと思います。そういう意味で、ドイツにおける医学および健康に関する表現法を丁寧に見ていくと同時に、ドイツ語の医学書を読むための基本的練習の場にすることを目標にします。<BR>とは言っても、テキストは比較的簡単なものなので、楽しく十分に読めると思います。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野ドイツ語の基本を確認しながら、少し長めのまとまった文を読む能力を養う。医学・健康関係の知識を身に付ける。
2 能力と技能自ら辞書を使いながらドイツ語をある程度、読めるようにする。
3 人間性と倫理性内容が医学・健康関係のトピックであるが、それと同時に、人を助け、人に奉仕する精神を意識する。
<授業の方法>
基本的にテキストを精読していきます。まだドイツ語に慣れていない人も多いと思うので、文法的な説明をしながら、和訳の手ほどきをしていきます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 50  %内容の理解度を確認します 
2小テスト/レポート課題 20  %授業内容に関する短いレポートを提出してもらいます 
3平常点/受講態度 30  %出席を重視します 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
医学を学ぶ皆さんにとって興味深いトピックを読んでいきます。専門用語が難しいのではないかと思われるかもしれませんが、専門的な語は注釈に載っていますので、1年間、ドイツ語を学んだ力が養われていれば、十分に読めます。各トピックは100語から150語程度で書かれていてコンパクトにまとめられている読みやすい内容です。<BR>幅広く医学(健康)に関する話題に触れますので、興味深く読めることと思います。
<テキスト>
  1. 内藤洋子, 医学ニュースを読もう, 郁文堂, ISBN:4-261-01009-7
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
旧西ドイツの月刊誌に掲載されていた健康に関する身近な話題を読みます。内容は古いものもありますが、現在との対比で興味深く読むことができます。1回につき1単元を進むとは限りませんが、前期に扱うのは以下のようなトピックです。前期末に総括の時間を1時間、設けます。<BR><BR>1.アルコールは分解しにくい(酵素が欠けていることがある)<BR>2.下痢には蜂蜜<BR>3.コーヒーは血中脂質価を高める<BR>4.AIDS<BR>5.プールでAIDS感染の心配はない<BR>6.コーラと尿結石<BR>7.治療薬としてのニンニク<BR>8.減塩を学ぶ<BR>9.時折おこる眩暈と吐き気は心臓の警鐘<BR>10.血液の病気は肝臓移植によって治療
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)