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授業科目名
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担当教官
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生物環境工学
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三村 精男
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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275535 | 2 | AB | 3 | 集中 | (未登録) | (未登録) |
[概要] | ||||||
今や地球環境、地域環境は、自然界が持っている環境修復機能を遥かに凌駕する大量の環境汚染物質により汚染されている。本来自然は、種々な生物の総合的機能によって、平衡状態が維持されている。この、汚染物質に対する自然の生物機能のバランスをいかにして維持するかを総合的に考えて、新しい環境技術を開発しなければならない。そのためには自然生態学を具体的課題で学び、環境問題の解決に対する新しい思想を提示する。そのためには、微生物、植物、動物などの関連性を考察し、これらからなる自然生態系の効果的な活用を考える基盤が重要である。この講義では、持続的社会を維持することを再衆目亭とした考え方を勉強する。 | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
(未登録) | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
これまでに開講した、微生物学、生化学、植物工学、動物細胞学、真核細胞学、培養工学などの基礎科目の修得が必要である。履修していないものは、一般書物で勉強をしておくこと。 | ||||||
[評価基準] | ||||||
この科目が基礎科目を総合した実際の社会で役に立っている各種の環境技術を勉強する。従って、この講義を修得することによって、持続的社会形成のアイデアが出てこなければならない。そのための評価には地球環境、地域環境問題の発掘とその対策に関する調査レポートを提出することで、単位修得の評価を行う。 | ||||||
[教科書] | ||||||
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[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
この講義は実際に役立つことを前提にして講義を構築しています。従って、私が永年の間に、実際の企業実務で経験したことを土台にして講義をします。また、最近のインドネシア、タイなどの発展途上国の環境問題を考えるときに、日本の「公害時代」の政策の問題点が明確に理解できます。日本企業の大変であった公害時代の行政と技術開発を反面教師として、発展途上国の環境問題のあり方などを解説します。 1、環境バイオの基礎学問 2、持続的社会の発展とは? 3、地球環境問題を解くキーワードとしてのバイオテクノロジー 4、環境バイオ技術の歴史 5、高度産業成長公害時代の環境技術と地球時代の環境技術 6、環境修復技術の普及を遮る問題は何か? 7、環境バイオを実例紹介と課題の抽出 8、日本のバイオマス開発のあり方 9、発展途上国での熱帯バイオマス開発のあり方 (インドネシアのヤシ油搾りかす廃棄物の開発) 10、海洋汚染の修復技術 (タイにおけるエビ養殖池の水処理バイオ) 11、生物多様性条約の基本精神と地球生態系の環境問題 12、海の環境維持の要素は「落葉樹の森」と「干潟復元」 13、みんなで考えよう「持続的地球社会の発展」の意味を! 14、生物環境工学に関するレポート作成 |
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[教育方法] | ||||||
(未登録) | ||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
(未登録) | ||||||
[その他] | ||||||
(未登録) |