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授業科目名
担当教官
先端材料化学
木野村 暢一/他
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
275070 2 AA 3 後期 IV
[概要]
無機材料は、多様な機能を備えているため先端材料として最も重要なものの一つであり、このような無機材料の多くは結晶性物質である。この講義においては、結晶の基本的な概念を理解することが第一の目標である。固体化学の基礎から合成法、基本的な応用まで、講義する。
[具体的な達成目標]
1)物質の集合状態の一つとして結晶を理解する。
2〕対称を理解する。
3〕イオン結晶を理解する。
4〕結晶成長を理解する。
5)無機結晶材料の機能を理解する。
[必要知識・準備]
基礎無機化学および基礎物理化学Iをよく理解しておくこと。
[評価基準]
成績は、出席、小テスト、レポートおよび期末試験を総合して評価する。自分で考えたことが認められるものが、得点が高い。
[教科書]
  1. 教科書は指定しないが、講義にあたってはプリント等を配布する。
[参考書]
  1. 水田進、河本邦仁, セラミックス材料科学, 東京大学出版会, ISBN:4130611550
[講義項目]
  1.概論
  2.相律、相図および相転移
  3.無機合成法(結晶成長)
  4.結晶成長(理論)
  5.対称要素および点群
  6.格子および空間群
  7.x線結晶学の基礎
  8.イオン結晶
  9.欠陥とその評価
 10.圧電材料
 11.電子材料
 12.磁気材料
 13.光学材料
 14.イオン伝導材料
[教育方法]
クリスタル科学研究センターの教員が、分担して講義する。理解を深めるため、必要に応じて小テストあるいはレポートを課すことがある。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)