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授業科目名
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担当教官
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化学工学第二
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初鹿 敏明
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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275040 | 2 | AA | 3 | 後期 | 木 | III |
[概要] | ||||||
化学技術者の重要な任務は、新しい化学プロセスの開発にあるが、なかでも有効適切な分離プロセスの開発があらゆる分野で期待されている。現在では化学製品の大量生産が要求され、新しい化学反応が開発されるようになったが、機器やプラントの優劣や操業運転管理の良否が製品の品質や収率に大きく影響することから、経済性が重視されるようになった。このような中で、混合物からの分離を目的とする「単位操作」は多くの化学プロセスに共通するものである。 | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
わが国の「工業立国」を支える工業技術者として、「JABEE」相当の知識を身につけることを目標にしている。 | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
化学反応を用いる化学プロセスの開発や設計および解析するための工学を化学工学とすると、20世紀初頭に確立された蒸留、吸収、抽出などの「単位操作」の概念や手法が大量に物をつくるのに適していたために、この概念はきわめて有効に活用されてきた。これらに共通する推進力と抵抗との関係を整理することにより、装置の設計や操作条件の最適化が簡単な数式により求められる。そのためには基礎的な物理化学の理解が必要である。 | ||||||
[評価基準] | ||||||
化学プロセスの開発、設計、解析をするために必要な工学的取り扱いになれることを目的としているので、そのためには「単位操作」に共通する現象を統一的に整理してどの程度理解しているかを評価する。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1.物質移動の代表的な例としてガス吸収、吸着、イオン交換 2.熱・物質の同時移動操作の例として調湿、乾燥 3.蒸留、抽出などの理想段の概念と設計 4.反応操作について反応速度論をもとに、プロセスを構成する機器やプラントの設計 5.適切な運転操作条件を求める手順 6.装置材料の設計、保守、管理について学ぶ。 |
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[教育方法] | ||||||
(未登録) | ||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
(未登録) | ||||||
[その他] | ||||||
(未登録) |