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授業科目名
担当教官
環境数理演習
竹内 邦良
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
274180 1 4 前期 III
[概要]
 本演習は3年次の講義「環境数理」に引き続き、線形計画法の実用練習を主題として開講するものである。したがって、線形計画法に関する基本的な理論については、すでに履修しているものとして進める。ただし、理論の修得が不十分であっても、容易に理解できるよう、手順を踏んで行うので、恐れる必要はない。演習は四つのパートに分けて行う。第一は、実用問題の線形計画法による表示のし方である。第ニはその解法、第三は双対問題と、解の解釈方法、そして第四に、自分で問題を見つけて、それを解き、解釈し、発表する練習である。この自主問題は、グループで取り組んでも良い。線形計画法により、計画立案時に考えなくてはいけない、目標関数や制約条件、シャドープライスの概念を理解し、さらにプりゼンテーションの技術も、習得して欲しい。
<学科の教育・教育目標との対応>
(F)社会基盤や環境整備の設計・計画などにおける問題・課題を的確に把握し、その解決に専門基礎科目で習得した知識・技術を応用できる能力を身に付ける。
(問題の把握および解決能力)
[具体的な達成目標]
線形計画法を土木環境工学分野の実問題に応用できる能力を身に付ける
[必要知識・準備]
3年次開講の「環境数理」の履修、復習。
[評価基準]
<評価方法>
 ほぼ毎回演習時間内レポートと、宿題を課す。簡単ではあるが、この毎回の提出と、第四パートの自主課題への取り組みにより、評価する。提出期限を過ぎたレポートは受理しない。「限られた時間内に達成できた成果」を重視するからである。期末テストは行わない。
<評価基準>
レポート(60点満点)と自主課題(40点満点)の合計点が60点以上を合格とする
[教科書]
  1. 特に指定しない。
[参考書]
  1. ・今野 浩:線形計画法、日科技連 ・馬場則夫・坂和正敏:数理計画法入門、共立出版 ・刀根 薫:数理計画、朝倉書店
[講義項目]
<講義項目>
 1.実用問題の線形計画表示
 2.連立1次方程式の解法
 3.線形計画法の解法(1)標準最大値問題
 4.線形計画法の解法(2)混合最大値問題(罰金法)
 5.線形計画法の解法(3)標準最小値問題
 6.線形計画法の解法(4)混合最小値問題
 7.双対問題とその解法
 8.双対問題の解の解釈
 9.自主研究課題の説明
10.自主研究
11.自主研究
12.自主研究発表(1)
13.自主研究発表(2)
[教育方法]
(未登録)
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)